アルジャーノのトップキュヴェ、ソレンゴ、2019vt.です。 スーパータスカンの父、ジャコモ・タキス氏によるプロデュース。一体、タキス氏はどれだけの国際品種との掛け合わせを、世に放ってきたのでしょうか・・・。 ちなみにこちらのワインは、カベルネS50、プティ・ヴェルド30、メルロー15、シラー5％のブレンドです。アルジャーノはブルネッロ・ディ・モンタルチーノを造っていますから、サンジョヴェーゼを栽培しておりますが、こちらのワインにサンジョヴェーゼが全く使われておりません。いわゆる国際品種のみで造られたワインですね。新樽率80％のフレンチオークのバリックで18か月熟成して、ボトリングします。 これはもう、完璧にボルドーですね。イタリアの気配が、私なんぞの素人には見抜けません。どうやって、このカベルネFが混じったような香りや味わいが出るのでしょうか。入ってないはずですけど・・・。今は亡きタキス氏の魔法がそうさせるのか、実は間違って混じっているのか（そんなこと有り得ないですが）、いずれにしても、印象は「適度に熟成したボルドー」という感じです。 ブルーベリー、カシスなどの果実味、軽く甘いスパイスにオーク。しっかりした酸味に、ややこなれた感じのタンニンが、いい具合の余韻に繋がります。 ここまでボルドースタイルのスーパータスカンは、初めての体験です。美味しかったです、ごちそうさまでした。 やった！ 溜めまくっていた投稿、とうとう追いつきました！

okok530

okok530様 投稿追い付きお疲れ様です。 私は今まで幸運にも色々なスーパータスカンを熟成物も含めて頂いて来ましたが、ワイン単体としても中々評価が難しいと個人的には思います。 なんと言いますか、らしさを感じないのですがやはりそれは他のワインの後発と言うか、固定概念があるからとも言えますが。。。

Marcassin

Marcassinさま お言葉、ありがとうございます。 少し遅れると、ついつい溜め込んでしまい、取り戻すエネルギーが結構要ることを学びました。もちろん、こういうのはvinicaだけのことでは無いのでしょうけど、、。 さて、スーパータスカンについてですが、示唆に富むお言葉、ありがとうございます。私はワイン経験も浅く、Marcassinさまをはじめ、vinicaにいらっしゃる長年のワイン歴をお持ちの方々から、知識面において多くの学びを授かっている立場です。したがって、浅学故にまだ固定概念のようなものが形成されるまでに至っておりません。 しかし、おぼろげながらの理解で申し上げるなら、Marcassin様がおっしゃっている「固定概念」のようなものは、ある意味ワインで言うところの「テロワールの理解」に近いような意味合いがあるのではと考えております。Marcassin様は「固定概念」などと謙遜されて仰っておりますが、きっと地勢・地政・気候・伝統・歴史・家訓など様々な要素から生まれた「叡智の体系」のようなものを、大事になさっておられるのではないでしょうか？ それ故の「固定概念」なのでは、、と。 なので、良くも悪くも、奔放なスーパータスカンに対し、上記のようなコメントを頂けるのは、私の頭の中のワイン体系を形づくるのに大変ためになります。そのうち2008年にあったブルネロスキャンダルみたいに、スーパータスカンも行き過ぎた事にならなきゃいいのですが、、。 私もいつか、Marcassin様のようにいい形で固定概念が形成されていくことを楽しみにしながら、ワインに接していきたいと思っております。随分飛躍して、言いたいこと書いてしまい、スミマセンです、、。

okok530

okok530様 私はそんな大した者ではございません。 ワインも歴が長い浅いはあまり関係なく、それぞれ皆さんの楽しみ方で共感出来る方々とここではご一緒させて頂いております。 沢山のご返信感謝致しております。

Marcassin

Marcassinさま ありがとうございます。 すみません、また面倒なこと言うかもしれませんが、今後とも宜しくお願い致します^^;

okok530