『No.288 ヌーヴォにはハッシュドビーフ』 日曜日。昨年オープンした友人のラーメン屋に家族で行ってきた。まだ娘が乳飲み子なため、座敷がある店でしか外食できないのだが、友人のラーメン屋はカウンターのみ。妻はそれでもどうしても食べてみたいとのことで、妻は娘をおぶって、中華そばを啜っていた。 それにしても、友人という肩書きを抜きにしても、美味しいラーメンだった。決して派手さこそないけれど、作りの丁寧さと滋味深い味わいで美味しくいただけた。 また来まーす♬ そして今夜の夕飯は… ・ハッシュドビーフ ・アボカドとローメインレタスのサラダ ・野菜のコンソメスープ 夜は若干手抜きで...すんませんです。そして今夜のハッシュドビーフに合わせるのはフランスのカリーヌ・ヴィオネのボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ2017年を。 解禁日から2カ月。セラーで寝かせといた2017年ヌーヴォ。そして好きな作り手のカリーヌ・ヴィオネ。もう楽しみでしかないわけで。 そんなこんなで香りの方から...あぁ、いい感じのベリー系の果実香をしっかり感じることができる。たまらず一口...うーん、いいなぁ。口に含むと苺を食べてるような、もしくはジャムを口に含んでるような気持ちになるベリー感が素敵。 豊かな果実味ながらも無駄な甘ったるさを感じないのもまたよろし。ほのかな塩気も感じられ、気持ちの良い飲み心地。ボディは軽快だけど、ワインの旨味は比較的しっかり感じるので、物足りなさは皆無...自分的には。 今回もカリーム・ヴィオネ氏のヌーヴォは美味しかった！次のシーズンも飲みたいなぁ。そしてハッシュドビーフはヌーヴォには絶対に合うと思うのだ...あくまで主観ではあるけど。

カリヤカ・ズノリ