Klumpp Gipskeuper Spätburgunder写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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REVIEWS

ワインKlumpp Gipskeuper Spätburgunder(2020)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2023-08-28
飲んだ場所池袋・エノテカ
買った日
買った場所
購入単位グラス
価格帯~ 999円
価格
インポーターエノテカ

COMMENTS

iri2618 STOP WARS

2020 クルンプ ギプスコイパー シュペート・ブルグンダー バーデン/ドイツ 月曜日のワイン。 道草ワイン・その1 このところ続いていたハードな仕事に、やっとひと区切りついたので、会社帰りにちょっと寄り道。 最初の1杯は、先日いただいたばかりのカイケンのロゼ泡で、実はこちらは2杯目。 ロゼ泡の写真を完全に撮り忘れていたので、1杯目は華麗にスルーです(失笑) クルンプのシュペート・ブルグンダーも先日と同じなので、1・2杯目は先日の完コピ。 それにしても、素晴らしいバランス! 薄すぎ、濃すぎずの外観に、黒&赤果実中心の果実香、鉱物質過ぎず、金属感は控えめ、石が出過ぎず、土っぽ過ぎもしない適度なミネラルの配合、スパイスの塩梅も程よく効いて、ありそうで存在しない、中庸なピノ・ノワール、理想的なブルゴーニュの香りです。 味わいは、穏やかな中に力が漲っています。 外側へ向かい発散するパワーでも、内側へ向かい凝集するたエネルギーでもなく、強い力がお互いの張力や引力により均衡して、極めて安定した状態で釣り合っているような静止態勢にあると思います。 そのような、口の中での「平和」を楽しんでいる最中に、いささか唐突ですが、パリティ(parity)という言葉を思い出しました。 この言葉は、大学生の時に、冷戦時代の東西の戦力均衡を説明する軍事学の用語として知りましたが、経済学や物理学、政治学、さらにはコンピュータの運用においても、それぞれ異なった意味を持ち、重要な役割を果たす言葉として使われていますね。 かつて、ワインの世界では、赤ではフランスのボルドーとブルゴーニュが、そして白においてはドイツとブルゴーニュ、極甘口ではドイツとボルドーが覇を競い、トップの座を占めていた寡頭制の時代がありました。 その中から、リースリングの人気に翳りのさしたドイツが脱落し、ボルドーはカリフォルニアに追い越され、極甘口ワインは、市場全体が没落し、気がつけば、ワインの世界は、ピノ・ノワールとシャルドネという二大品種の世界支配によって「ブルゴーニュによる平和=パックス・ブルグンディア(Pax Burgundia)」のような状況に変わっています。 ブルゴーニュのワインには、非常に覚えにくい、広域呼称から特級に至る、畑の格付けというものがあり、さらにわかりにくい、生産者とコミューンのヒエラルキーという、公式非公式にまたがる格差の体系があります。 ただ、このわかりにくさ×わかりにくさの掛け算が、結果として誰の目にも明らかな絶対的な評価の体系、DRCやルロワを頂点とした価格のピラミッドを生み出しているように思います。 稀にこのピラミッド、ブルゴーニュの価値体系に収まらないワインも出現しますが、それらは本当に例外的な存在で「特異点」と呼ぶべきワインです。 そして、その特異点はフランス以外の土地にも出現し、独自の個性と突き抜けた品質により、絶えずブルゴーニュの覇権への挑戦を続けているように思われます。 私見では、例えばオレゴンのウィラメット・ヴァレー、NZのセントラル・オタゴ、オーストラリアのマセドン・レンジズ、そして北海道の余市などが、それに相当すると思います。 ドイツの場合は、産地云々というよりは、アールのマイヤー・ネーケルやプファルツのフリードリヒ・ベッカー 、バーデンのベルンハルト・フーバーなど、例外的な生産者が生み出すホットスポットという感じですね♪ まわりくどくなりましたが、このクルンプのシュペート・ブルグンダーは、今後、そんな「特異点」になりそうなワインだというのが、今回の結論です(苦笑)

iri2618 STOP WARS

L

おはようございます❢ ハードなお仕事の区切り………お疲れ様でした(,,> <,,)♡ ワインを拝見したらデジャヴ⁉と(苦笑) こちらはiriさん✨が初紐だったのですね〜 ブルゴーニュのお話し! 興味深く読ませて頂きました〜(* ˘꒳˘)⁾⁾ウンウンナルホド…

meryL

L

meryLさん コメントありがとうございます。同じワインのポストが続き、混乱させて申し訳ありませんでした。写真も同じような感じなので、デジャヴ感もより強くなりますね(汗) 3回目の「お試し」になりましたが、やはり、このワイン、美味しいです! 他の方のご意見も伺いたいのですが、なぜか投稿が増えないですね…これからに期待しています。meryLさんも是非是非‼︎ 今回のポストは、ワインそのものと関係ない話をダラダラ続けてしまいましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。重ねて御礼申し上げます。

iri2618 STOP WARS

L

私も以前に同キュヴェを頂きました。 並のブルゴーニュのヴィラージュクラスを超える香りの多様性や洗練された味わいに脱帽した記憶があります。 初めてのドイツ/ピノでしたが素晴らしい逸品でした。

AKI5878

L

Akihiro Tochikawaさん コメントありがとうございます。良いブルゴーニュをたくさん飲まれている方にご賛同いただけたのは心強いです! このワイン、クオリティ的には一級格付け相当の実力ではないか? と思いますし、理想的なブルゴーニュのような香りと味わいだとも思うのですが、困ったことに、ピッタリ当てはまるコミューンや畑を、全然思い浮かべることができません…心当たりがあれば、是非ご教示ください。よろしくお願いいたします。

iri2618 STOP WARS

L

エノテカの店員さん曰く「ブルゴーニュとカリピノの中間のスタイル」との事でした。しかしながら私的にはスタイリッシュな佇まいと土壌由来の逞しさを感じさせる点からジュヴレの雰囲気が最も近いかなと(特に北寄りのクリマ、ラヴォーサンジャックあたり)。 あくまでも知識、経験共に乏しい素人の生意気な意見と捉えて頂ければ・・・(汗)

AKI5878

L

Akihiro Tochikawaさん ご教示ありがとうございます。ジュヴレイ・シャンベルタン! 確かに、その気配はあるかもしれません。ラヴォー・サン・ジャックは、もう20年ぐらいご無沙汰していますので、感覚的にピンとこなくなっていますが、なるほど、なるほど‼︎ という感じです。手元に1本ありますので、もう少し涼しくなった頃に、適切なジュヴレイ・シャンベルタン(できればラヴォー・サン・ジャック)を手に入れ、比較検証してみたいと思います。ちなみに、個人的には「カリピノ」っぽさは感じなかったです♪

iri2618 STOP WARS

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