イタリア南端のプーリア州、マスカ・デル・タッコ ル・ラッパイオ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア2018。プリミティーヴォ100%。 エッジに透明感ある濃いルビー、香りは濃縮感あるブルーベリーにカシス、シナモンのスパイス香、樽香。 飲み口は厚みある果実味でタンニンは緩やか、ここまでは産地とプリミティーヴォの特徴で想像の範疇だが、意外だったのは同時に酸味もしっかりと形成されるため、濃縮感ある果実味ながらエレガントさもあり、するりと頂ける。 ボトルがかなり寸胴で、セラーの中で2本分の幅を利かすセラー泣かせなボトル、でもテーブルワインクラスの価格ながら、手頃で美味しいワインを探すときに参考になる「ルカマローニ」誌で97点と、高評価なワイン。

TKR