☆4.2（若干の思い入れ補正込み） ○メニルが主のブランドブラン ○ドサージュ量3g/L ○瓶内熟成期間36ヶ月 このワインは、３年前に行きつけのワイン屋さんにて催された、フィラディスさんの試飲会で非常に気に入ったもの。 その試飲会の際、同じ生産者さんのキュベで、違いはドサージュ量のみという、貴重な比較試飲をさせて頂きました。 ○ドサージュ量が少し多めのキュベ・5-7g/L ──「コンベルサシオン（会話）」 ○そして、今回のキュベ・3g/L ──「エロケンス（雄弁）」 その時の感想としては、 ○なるほど、キュベ名通りのコンセプトを感じる！ ○「コンベルサシオン（会話）」は、その名の通り、やや陽性な印象。 ○同時に飲むと、「エロケンス（雄弁）」のメニルらしい？緊張感と厳粛な佇まいが好印象！ ということで、「エロケンス（雄弁）」を頂きます。約１年ぶりです。 ○レモンクッキーとアーモンド！青林檎は蜜入り。 ○煮小豆の様なフンワリした甘やかな芳香もあり、今まで以上にふくよかでボディ感あり。 ○ドゥラモットのブランドブランNVを思い出しました。 ○以前の印象より、「コンベルサシオン（会話）」寄り。 ○その一方、メニルらしい塩味を伴った力強い直線的なミネラル感。わりかし、塩味を強く感じます！ ○おぉ、チリチリした酸の質感。個人的には、高圧電線やコイル等と表現したいです笑 ○乳酸発酵＆樽は、ほぼ無しかなと感じさせる風味。それでいて、このボディ感なので、ブドウが良いんでしょうね。 ○全体的には、厳粛な佇まいと優しさとの二律背反な印象。 　テクニカルエリアで佇んでいる、ストイックかつ優しげなサッカー・イケメン監督な感じ笑（写真３枚目）。 ○おつまみとして準備した、塩を軽く振った帆立との相性も◎ ○良質なブランドブランと雨に濡れた夜景は、最高の組み合わせ。 ３年前と比べると、千円近く値上がりしてしまいましたが、個人的にはメニルらしさ（恐らく笑）を教えてくれたワインなので、この評価です笑

ぽんちー