Kettmeir Maso Reiner Pinot Nero写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

Like!:71

LLLLLL

REVIEWS

ワインKettmeir Maso Reiner Pinot Nero(2017)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
  • Original
  • Original
  • Original
  • Original
  • Original
  • Original
  • Original
詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2022-08-06
飲んだ場所那須・新林荘
買った日
買った場所那須・月井酒店
購入単位ボトル
価格帯3,000円 ~ 4,999円
価格
インポーターフードライナー

COMMENTS

iri2618 STOP WARS

2017 ケットマイアー ピノ・ネロ マゾ・ライナー アルト・アディジェ - シュッド・ティロルDOC トレンティーノ・アルト・アディジェ/イタリア 保養所ワイン・その2 土曜日のワイン。 2本目のワインはイタリアのピノ・ネロ。 何を飲んでも素晴らしい、南チロルの凄腕生産者、ケットマイヤーの単一畑産の逸品です。 4年ちょっと前に、2014年をいただきvinicaにポストしていますが、それ以来の遭遇となります。 晩ごはんでお腹いっぱいになった後、持ち込んだ3本の映画を観ながら部屋飲みです。 やや薄めのチェリーレッド。記憶通りの薄旨の予感。 繊細な赤黒果実のエッセンスのような風味に力強い土や岩のニュアンス。 ピュアなのに複雑な香りと、ドライなのに芳醇な味わいが、ひとつのグラスの中から矛盾なく魅力を振り撒いています。 持参したグラスが小さくて、ポテンシャルを発揮させてあげられないのが、何とももどかしいですが、この2017も素晴らしい出来映えです。 「矛盾しない」といえば、ワインを飲みながら観ていた映画は、実はすべてフランス映画でした。 日本では「プロヴァンス物語」とシリーズ名を当てられた『マルセルの夏』(原題:父の栄光/La Gloire de Mon Pere・1990年)と、続編の『マルセルのお城』(同:母の城/Le Chateau de Ma Mere ・1990年)の二部作と、『大統領の料理人』(原題:宮殿の風味/Les Saveurs du Palais・2012年)。 本来なら、映画に出てくるプロヴァンスのロゼやローヌの赤を合わせるのが定石でしょうし、『大統領の料理人』には、何とジャン・マルク・ルーロが俳優として出演していますから、彼のムルソーで敬意を表することも楽しい取り合わせになったことでしょう。 しかし、このピノ・ネロは、そんな当たり前の発想を見事に粉砕してしまう破壊力がありました。 もともとがフランス由来の品種ですから、フランス語と合わせて違和感がないのはむしろ自然な流れで、プロヴァンスの岩山の風景は、このワインの原産地、南チロルの山並みとひと続きのような連続性を感じますし、『大統領〜』に登場するお料理の数々には、このピノ・ネロこそが相応しいような万能性を実感し、頭の中で完璧なマリアージュが完成します。 映画鑑賞の伴走酒として、実に素晴らしいワインでした。

iri2618 STOP WARS

iri2618 STOP WARS
iri2618 STOP WARS

OTHER POSTS

  • L
  • L
  • L
  • L
  • L
  • L