『No.970 酸味と旨味とほろ苦さと』 最近ハマっているアニメが『マイホームヒーロー』。1～2話はなんとなく見ていたが、3話目以降からググっと話にひきこまれてしまった具合。 我が家の娘にはちとばかり刺激が強いので、一人でこっそり見ているのだが、前日の夜眠れずに、ついつい3～5話まで一気に見てしまい…朝起きたら当然眠いという話。 それにして続きが気になってしょうがない。そんな僕の今シーズンのアニメは『マイホームヒーロー』と『マッシュル』そんなとこで 閑話休題。 そんなこの日の夕飯のメニューは… ・ビーフガーリックライス ・アボカドとトマトとモッツァレラのサラダ そしてイタリアのレ・コステのボンビュール2011年をお供に。なんでもレアなものだそうで。2010年はアレアティコベースのロゼ、そして今回飲む2011年はプロカニコ100％のスプマンテとのこと。 慎重に抜栓する…吹きこぼれ無し、よし！グラスに注ぐ…ガス圧強めな泡。ほんの少し濁りのある黄金色…うん、旨味が見える。フレッシュな果実の香り。リンゴやシトラスのようなフレッシュなそれだ。そして一口…ん？おっ！これ美味しいやつです！ キュッとくる酸味、中心からググっとくる旨味、後味のほろ苦さ。そして全体的に感じるのは力の強さ、ガス圧も含めて。たた、ただ力強いだけではない、何某かのエレガントのようなものを感じる。とても好意が持てる。 擦りおろした林檎やシトラスの異様な最初にくる果実味、香ばしいテイストの旨味。それと同時にくる蜜を含んだ梨のような甘めの果実味。ラストのほろ苦さは…ビールっぽいかな。小麦的な何か。全体的にはフルーティな要素が強いのかな。 ビーフガーリックライスには間違いなく合うんだこれが。牛肉もなんだけど、ニンニクと相性良いのかな？とにかく進む。そしてフルーティな要素が見えるからか、サラダのアボカドやトマトとも実に好相性。そしてフレッシュさを飲むたびに感じるんだけど、ほんとこれ2011年ものなのか？ レ・コステは間違いないな…と思わせる一本、ごちそうさまでした。

カリヤカ・ズノリ