2016 ヴェッツォーリ　フランチャコルタ・ブリュット・ミレッシマート　ロンバルディア/イタリア 金曜日のワイン。TGIF！ 20時半からのテニススクールの後、グダグダに疲れた状態で飲みたくなるのは、やはり泡。フランチャコルタのミレッシマートをいただきました。 ヴェッツォーリはかなり前、エチケッタのデザインが今と少し違う頃にNVの普通のタイプをいただいたことがありますが、ミレッシマートは初めて。 WEB情報によれば、品種構成はシャルドネ90%、ピノ・ネロ10%。アルコール発酵後6ヶ月の熟成を経て瓶詰めされ、瓶内二次発酵→瓶内熟成期間は約36ヶ月とのこと。 バックラベルには、ティラッジョ（ティラージュ）は2017年の4月、デゴルジュメント（スボッカーラ）は2020年の2*sem（意味不明）とあります。 印象的な明るいブルーのミュズレを外し抜栓、ワインをグラスに注ぎます。 外観は明るくクリアなレモンイエロー。泡立ちは、勢いがありますが、キメがやや粗く、持続性は低めです。 レモンやグレープフルーツ、青リンゴなどシャルドネ系の香りが中心で、冷涼感のあるミントや香ばしいブリオッシュ、赤リンゴの蜜、グレープフルーツや伊予柑ピールのコンフィ、微かに蜂蜜、ペトロール的なミネラルのニュアンスも。 口に含むと、見た目よりきめ細かく感じる泡の刺激が心地よく、とてもドライで冷涼感のある味わい。 酸は尖っておらず、どちらかと言えば優しく柔らかな刺激ですが、万遍なく効いていて、ワイン全体の印象をカチッと引き締めています。 キレイな果実味とやや硬さを感じるミネラルのバランスも素晴らしく、たいへん美味しいフランチャコルタだと思います。

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