2017 ルヴュー ニュメロ・ヌフ シャルドネ V.D.F. /フランス 先日、東京駅に立ち寄った際に、駅ナカの酒屋さんで見つけた、ちょっと変わったコンセプトで作られたワイン。 ワインの名前でピンとくる日本酒好きの方も多そうですが、ワイン名の「ニュメロ・ヌフ」とはNo.9、つまり協会9号酵母のことです∑(ﾟДﾟ) 日本酒の酵母で醸された白ワイン。いったいどんな香りや味わいでしょうか？ 9号酵母は通称「熊本酵母」とも呼ばれ、熊本の銘酒、香露の蔵から分離・培養された酵母。近代吟醸酒のベースを造った酵母とも言われている、とてもメジャーな酵母です。 特徴としては、低音での発酵力が強く、酸は控えめでとても強い香りのお酒ができ、吟醸酒用の酵母と言われています。 偶然ですが、先週木曜日に出席した日本酒の蔵元の会が熊本の蔵で、いただいたお酒のほぼ全てが熊本酵母でした！ その時いただいた日本酒は、吟醸酒を含め、非常に上品で落ち着いた香りと味わいでした。 こちらのワインは、とても淡く透き通ったストローイエロー。粘性は高くはなさそうですが、液体にしてはソリッドな印象で、密度が高そうなぱっと見です(*_*) 香りは穏やかな柑橘系、グレープフルーツっぽい果実香にグリーン系の洋ナシ、白い花、何となく吟醸香を思わせる麹っぽいニュアンス。 全体に香りの圧は低めですが、上品で穏やかな印象は、いただいたばかりの熊本酵母の日本酒を思い出させてくれます(笑) 口に含むと、マコン以南のシャルドネ？ という第1印象。酸が少し低めで、果実味と穏やかな旨みが味わいの中心。なんと、カラメルっぼさを感じてしまいます。 ミネラルが豊富であることは間違いありませんが、硬さは控えめ。 お出汁感の中にうまく隠れていますが、実はかなり塩味が強く、これはやはり日本人向けのワインなんですね(苦笑) 間違いなく和食に合うワインだと思います。感動を呼ぶワインではないと思いますが、飲んでいる最中、いろいろなところに関心してしまいました☆ ワインに合わせてみたのは、ビートルズのホワイトアルバムの2枚目に収まっている「レボリューション9」。 ずっとジョンのソロ、もしくはプラスティック・オノ・バンドの曲のような気がしていましたがビートルズだったのですね(*_*)

iri2618 STOP WARS

このようなワインもあるのですね。 興味深い珍品です。

chambertin89

レボリューション9 前衛的ですよねー(^^)

Da Masa

chambertin89@X-BLACKさん ちゃんとシャルドネらしさはあるんですけどね、どことなく日本酒っぽさがあります(*_*) まぁ珍品といえば珍品ですね(笑)

iri2618 STOP WARS

Da Masaさん この曲でミュージックコンクレートという言葉を覚えました。日本酒酵母で作るワイン、革命的とまではいかないけど、斬新な発想ですね！ 実はこの曲、ワインと関係があって、曲の冒頭に"bottle of claret for you if I'd realized. I'd forgotten all about it George, I'm sorry..." "Well, do next time" "Will you forgive me?" "Mmmm...yes..." "cheeky bitch." という会話が入っているそうですよΣ(-᷅_-᷄๑)

iri2618 STOP WARS

コレ見た事あります。 ナルホド そんなワインだったんですね〜〜 買ってみます♪ で、お供はホワイトアルバムっと❤︎

takeowl

takeowlさん 今回はできなかったんですが、これと9号酵母の日本酒の飲み比べなんて面白いですね！ 久し振りにホワイトアルバムを聴いて、「レボリューション1」と「レボリューション」が同じだけど全然違う曲という発見をしました∑(ﾟДﾟ)

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