Fleury Fleur de l'Europe Brut Nature写真(ワイン) by ひつじ、

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LLLLL

REVIEWS

ワインFleury Fleur de l'Europe Brut Nature
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2019-12-16
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購入単位ボトル
価格帯7,000円 ~ 9,999円
価格
インポーターラシーヌ

COMMENTS

ひつじ、

■テイスティングノート ・そこらのシャンパーニュより旨い! ・チョークの緊張感薄め ・泡のポテンシャル低い ・かじりたてのジョナゴールドみたい、みずみずしい ■テクニカル ・NM(ネゴシアン・マニピュラン) ・クルトゥロン村/コート・デ・バール ・セパージュ CH15%/PN85% 99~04年まで、このフルー・ド・リューロップがノーベル賞授賞式のレセプションなどで、ストックホルム市庁舎のオリジナルエチケットにて供されており、キュヴェ名に違わず華やかなシーンに彩りを添えています。 ■南シャンパーニュについて コート・デ・バールはシャンパーニュの生産地域の1つでシャンパーニュ地方南部、中心地より南東に90km程離れたところに広がっています。ブルゴーニュ地方と隣接して> おり、マルヌ地区よりシャブリ地区のブドウ畑の方が近い位置にあります。行政上はシャンパーニュの中心であるマルヌ県ではなく、シャンパーニュ・アルデンヌ地域圏オ>ーヴ県に当たります。 気候は他のシャンパーニュ地方同様大西洋の影響を受ける大陸性気候に属しており、年間平均気温10度と冷涼な気候です。これはブドウが成熟する最低温度でシャンパーニ>ュの生産に不可欠な高い酸のあるブドウ造りを可能にさせています。シャンパーニュの中では南に位置している為、比較的温暖な地域です。土壌はシャブリと同じキンメリ>ジャン土壌が大部分を占めており、ブルゴーニュのプティ・シャブリに見られる粘土質を多く含むチトニアン土壌が一部あります。 作付け比率はピノ・ノワール85%、シャルドネ8%にピノ・ムニエ7%と圧倒的にピノ・ノワールが植えられています。同じキンメリジャン土壌のブルゴーニュ地方シャブリと>は異なり冷涼な気候にあるため、シャルドネは植えられていません。ここで収穫されるピノ・ノワールはマルヌのものとは異なり果実味が豊かなものができ、高い品質を誇>ります。そのため、近年ではランスやエペルネのメゾンがコート・デ・バールのピノ・ノワールに注目しています。 シャンパーニュの格付けであるエシェル・デ・クリュ制度ではグラン・クリュ、プルミエ・クリュに指定されている村がありませんが、高い品質を持っており、比較的安価で手に入る為人気が高いです。 近年では世界的に人気のあるレコルタン・マニピュランが多く輩出されるなどますます注目を集めるシャンパーニュ生産地区です。 ■ワイナリーについて 1895年、エミール・フルーリーはコート・デ・バール地区クルトゥロン村に設立されました。エミールはフィロキセラ禍の後にシャンパーニュ地方で初めて接木したピノ・ノワール種を植樹した人物です。 現当主ジャン・ピエール・フルーリーは3代目で1970年から有機栽培を開始し、89年に「デメテール」認証をシャンパーニュで初めて取得しました。 『ヨーロッパの華』と名付けられたこちらのキュヴェは、醸造の段階で一部のワインを9ヶ月樽熟成させた後3年に及ぶ瓶熟を経ています。成熟した風味とみずみずしい果実味を併せ持つ素晴らしい仕上がりを実現。 1895年に創設されたワイナリーを飛躍的に発展させたのは、1989年からビオディナミ栽培を始めた現当主ジャン・ピエール・フルーリーです。 元々栽培家ではなく、天文学者を夢見ていたジャン・ピエール。家業であるワイン造りを継いだ後も天文学への思いは消えず、やがてルドルフ・シュタイナーの思想に出会います。 そこからビオディナミ農法を知り、実践へと至りました。 ビオディナミ栽培を始めた当時は、周囲で同じように取り組むワイナリーはなく、反対の声も少なからずありました。今ではシャンパーニュにおける有機栽培の先駆者と称され、多くの生産者がフルーリーの畑を見学に訪れているといいます。 ワイナリーを家族で運営しながら、ジャン・ピエールの息子であるブノワとジャン・セバスチャンの兄弟らと共に代々受け継いできたフィロソフィーを守り続けています。 シャンパーニュ地方の南に位置するコート・デ・バール地区のクルトゥロン村。15haの自社畑でメインとなるのは、やはりピノ・ノワール。少量のシャルドネとピノ・ブランも育てながら、2014年からは実験的にピノ・グリの栽培も始めています。 伝統を重んじながらも柔軟に現代的な手法も取り入れており、若木(樹齢1~4年程度)の区画での馬を使った耕作や、グラヴィティ・フローを取り入れた醸造工程など品質の向上に余念がありません。 2009年にはコンサルタントとして迎えた奇才エルヴェ・ジェスタンと共に画期的な酵母 ”クォーツ” を開発。現在、世界中の瓶内二次発酵に用いられています。 芳醇で繊細なフルーリーのシャンパーニュは、伝統的な家族経営と妥協を許さない革新的な精神のもと、今も進化を続けています。

ひつじ、

ひつじ、
ひつじ、

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