『No.527 正に今飲んでいる...というライブ感』 月曜日。仕事を終えて娘を迎えに行き、家路に着く途中のコンビニ。おっ、店の前の駐車場で焼き鳥焼いてるなぁ。普段なら我慢できそうだけど、こうやって実際焼いているとついつい買いたくなっちゃうなぁ... ってか買っちゃったんだけどね。 本当なら今夜はラザニアに赤かなぁ...と思っていたんだけど、あっさりした焼き鳥買っちゃうと、メニュー変わっちゃうよなぁ。 なんて思いながら帰宅。そして今日は妻が機転を利かせて夕飯をこしらえてくれた。サンキュー、我が妻！ そんな今夜の夕飯のメニューは... ・パエリア風混ぜご飯 ・豚の冷しゃぶ ・焼き鳥(買ってきたやつ) ・味噌汁(ナメコの赤出汁) 豚の冷しゃぶとはありがたい！少し蒸し暑いしね。そして今夜はオーストリアのセップ・ムスターのオーポク2012年をお供に。ソーヴィニョン・ブラン、モリヨン(シャルドネ)、ヴェルシュ・リースリング、ムスカテラー。グラスに注ぐとキラキラした黄金色。あぁ見ただけで飲みたくなるなぁ。 少し心を落ち着けて、まずは香りの方を...まず感じるフレッシュな柑橘系の香り。そして少し青みを感じる林檎っぽさも。そして一口...おっこれまたいい感じ。香り通りの柑橘系のような果実味、コリコリっとしたミネラル感、ほのかながらもキュッと来る酸味。後味ちょっとほろ苦系。うんグレープフルーツのような。何というかピシッとまっすぐな味わい。この感じいいなぁ。 ポン酢で味わう豚しゃぶと抜群の相性。焼き鳥だとタレ、塩共に合う。魚料理にも合うんだろうけど、もうこれはホワイトミートに抜群の相性ぶり。 セパージュした葡萄それぞれの良さを引き出しつつ、そして調和しつつ。これは良いっ！あんまり使いたくない表現だが、コストパフォーマンスも優れているんだろうなぁ。何より、今飲んでいる...というライブ感すら感じさせるフレッシュ感が良いんだよなぁ実に。 またリピートできたらなぁ...ごちそうさまでした！

カリヤカ・ズノリ