昨日はいきがかり上、カステッロ・バンフィ祭り@友人宅。 1本目はアスカ・ボルゲリです。 カステッロ・バンフィは、イタリア系アメリカ人のマリアーニ兄弟が、イタリアワインの輸入で大成功を収め、その潤沢な資金でモンタルチーノの地に広大な畑を開墾してきたのが始まりです。 会社が設立されたのは1978年とのことですから、歴史あるワイナリーの存在を考えると、まだ若いワイナリーであり、およそ1000ヘクタールに及ぶ自社畑の規模からすると、大変急成長したワイナリーであると言えるでしょう。 さて、このワインはバンフィのお膝元のモンタルチーノではなく、いわゆるスーパータスカンでも知られるボルゲリのもの。葡萄はカベルネS90/カベルネF10%です。 やや紫がかったルビー。怪しげな誘いです。 透明度は普通、粘性も普通くらいですね。 アロマは、おぉ、素敵な香り。 やや甘いレーズンのような香りがリードします。 ブルーベリー、ラズベリー、チェリーに軽くプルーンのような香りもあります。そして、チョコやピースのような甘いタバコ。甘い香りは大好物です。 いただきましょう。 酸味とタンニンのバランスがかなり良いです。 どちらもなめらかで素敵です。 ボディは、中くらい。 舌の奥に微かな甘みも感じて、好みです。

okok530