ワイン | Dom. Alain Graillot Crozes Hermitage Rouge(2017) | ||||||||||||||||||||
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大好きなワインです♪♫♬ 一時期、コート・デュ・ローヌの 「シラー」にハマりまして、 そのきっかけが、このワインでした。 太陽とエキゾチックを感じます。
BBAUHAUSS /NO MORE WAR
BBAUHAUSS /NO MORE WARさん コメントありがとうございます。返信がたいへん遅くなり失礼しました。グライヨのクローズ・エルミタージュは、蠱惑的で素晴らしいシラーですね! 久しぶりに飲んで、魅力を再確認しました。私も、グライヨにハマりそうです(笑)
iri2618 STOP WARS
シラー(ズ)知らずに森の中…その5 2017 ドメーヌ・アラン・グライヨ クローズ・エルミタージュ・ルージュ コート・デュ・ローヌ/フランス 水曜日のワイン。 この作り手、アラン・グライヨがオーストラリアでつくった「シラー」を飲んていて、本家のクローズ・エルミタージュを飲みたくなりました。 あちらが「NO.2」というセカンドラインのアイテムでしたので、飲み比べの対象は、コミューンレベル、ただのクローズ・エルミタージュです。 クロージャは、全長50mm、抜きごたえのある天然コルク。 キュッと引き抜いてワインをグラスへ注ぎます。 グラスは、自然派のワインということで、ラディコングラスとザルトのユニバーサルを用意しています。 外観は、艶と深みのあるガーネット。色味は濃いのに透明感と明るさのある少し不思議な見た目。 表面張力が強そうで、触ったらツルツル滑りそうな印象もあります。 香りの第一印象は、自然派?というものでした。 カシスやブラックベリー&ブルーベリーのような瑞々しい紫の果実に、スミレのような紫の花、自然派独特のバルサミコのニュアンスもあり、何となく小布施さんの香りを連想してしまいます。 ミネラルの効きも強めで、ややメタリックなトッピング。 ローヌのシラーらしい黒胡椒はほとんど感じませんが、微かにラズベリー・チョコの風味があり、ああやはりシラー(ズ)っぽいなと感心させられます。 口に含むと、非常に滑らかでサラッとした質感。 凝縮感は強いのに濃さを感じないテクスチャです。 ドライさがベースにあるため、かえって際立つ果実の自然な甘みと、エキス分たっぷりの旨み。 万遍なく口中を充す、グリップの強い酸とキメ細かく熟れたタンニンの存在感も印象的です。 穏やかな塩味や適度な苦みが、味わいの輪郭にシャープさを与え、とてもメリハリのあるイキイキとした味わいとなっています。 変な話ですが、飲んでいるうちに、私の大好きなバルベーラのワインをいくつか思い出しました。 ただし、バルベーラにはほとんど感じられないタンニンの押し出しの強さが、このワインにはしっかりあります。 グラスの比較では、圧倒的にユニバーサルです。 ラディコングラスでは、とても健全な素朴な風味が強調される印象ですが、ユニバーサルは、ワインの中の蠱惑的な要素をよく拾い、妖しく強調してくれます。 ワイン自体、とても上品なのになぜか妖艶さを感じる、少しエロチックな性格を持っているように感じますが、この描写に長けているのがユニバーサルです。 できるだけストロークの長い、口当たりの薄い繊細なグラスで愉しみたいワインだと思いました。 シラー(ズ)らしいか? らしくないか? と問いただされれば、返答に窮するようなワインですが、質問が美味しいか? 美味しくないか? であれば、悩む余地なく「ものすごく美味しい!」と答えることになるでしょう。 これは、かなり好きなタイプのワインでした。
iri2618 STOP WARS