そして3本目は、南豪のアデレード ヒルズの生産者、ショウ アンド スミスのシラーズです。 1989年にマイケル・ヒル・スミス氏とマーティン・ショウ氏の従兄弟同士が、共に夢見たワイナリーを設立しました。標高が高く冷涼なアデレード ヒルズは、エキサイティングなプレミアムワインを生み出す土壌と確信し、開拓を進めてきております。 このキュヴェは、温暖な小区画と冷涼な小区画のシラーズを使用しております。前者は力強さを、後者は豊かな香りとスパイシーさを与えているとのこと。 1本目と2本目がジンファンデルだったせいか、香る段階から赤いベリー系果実やチェリー甘酸っぱいアロマが目立ちます。 それと、土壌からくるのでしょうか、特徴的なブラッディーな香りが、ピンと筋を通しております。 いただきます。 おぉ、これも先程までジンファンデルで舌を慣らされていたせいか、やや強めの酸を感じます。 アタックはまぁまぁのインパクト。だけど、全くジンファンデルとは違う方向性。 赤系の果実味にわずかにソルティーなテイスト。そこに強めの鉄分が尾を引く。 なにか、カチッとしたインテリジェンスな雰囲気があります。目が覚めます。 ユニークなテイストです。 食べてないけど、メープルシロップがかかったナッツとか一緒に欲しくなりました。

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