NV ユリス・コラン　レ・マイヨン　ブラン・ド・ノワール　エクストラ・ブリュット　コンジー　コート・ド・セザンヌ　シャンパーニュ/フランス 3/16 naga cie manさん✨とワイン会@赤坂ブタリ・その3 土曜日は、赤坂の裏路地にある、隠れ家みたいなお店の2階を貸切って（！）、持ち込みのランチワイン会。 3本目は、meryLさんからの「黒ユリ」。 ピノ・ノワール100%による単一畑のブラン・ド・ノワール、RMのシャンパーニュです。 いつの間にか非現実的な価格帯のワインになってしまいましたが、かつては、今回指定の価格帯だったよね…と皆さん遠い目で黒い盛り上がり(苦笑) バックラベルに、デゴルジュマンは2018年3月とあり、ロットナンバーの頭が14ですから、ベースワインは2014年と推察されます。 感覚的な話で恐縮ながら、最初のオルパールが枕草子の世界なら、こちらのレ・マイヨンは源氏物語の世界が相応しい気がします。 源氏物語の書き出しを、少し長くなりますが引用してみましょう。 いづれの御時（おほんとき）にか、女御（にょうご）、更衣（こうい）あまたさぶらひたまひけるなかに、いとやむごとなき際（きは）にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。 こういうものを無理やり暗記させられると、古典嫌いが増えるだけという気もしますが、意外に覚えているものですね(笑) 〝いつの時代か定かではないが、身分の高い女性たちが綺羅星のごとくいる中に、それほど高貴な出ではないのに、帝の寵愛を一身に集めておられる方がいた‘’…そんな意味だったと思いますが、まるで、ワインの世界、特にシャンパーニュの世界みたいだと思いませんか？ 身分の高い女御や更衣はグランメゾンで、ときめいているのは、超人気のレコルタン・マニピュラン。 ジャック・セロスとか、このユリス・コラン、最近ではセドリック・ブシャールの人気ぶりを見ると、私はどうしても、この一節を思い出してしまうのです(笑) このワインも、素晴らしいですね！ ブラン・ド・ノワールなのに、カリカリにミネラルが立った感じで、ヨードのようなニュアンスが、スモークの中から登場したキャヴィアに良く合います♡ ブラン・ド・ノワールらしい、しっとり落ち着いた質感も素晴らしく、いつまでも飲み続けていたくなる味わい。トキメキが止まりません‼︎ これは本当に「すぐれて時めきたまふありけり」と言いたくなります(爆)

iri2618 STOP WARS

更衣は位だったのですね〜 「更衣室」はこちらからきたのでしょうか⁉ 源氏物語の書き出し… 今、読むと色々調べたくなります（苦笑） ユリス・コラン　レ・マイヨンは「すぐれて時めきたまふありけり」φ(..)メモメモ♫ ご一緒に飲んで下さってｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀ♡

meryL

こちらは人気出るのがわかるのが分かるハイクオリティな液体に美味しさ！まさにトキメキの止まらないシャンパーニュですね！

Eiki

手の届かない所に行ってしまった黒ユリ様にトキメキましたー✨ 次に黒ユリを頂くときには、お垂髪に十二単で頂いてみた、、、くはないです　笑 キャビアともサイコーで、あのスモークはお香的な役割だったのでしょうか？(*≧∀≦*)

マリエ☆

meryLさん　トキメキのシャンパーニュ、ありがとうございました♡ 「更衣」は、女御に次ぐ、後宮の高位女官の身分だそうです。もともと帝の衣替えを担当することからついた名前ですから、更衣室の更衣と意味は同じですね。帝の寝室に入ったり、直接身体に触れたりするわけですから、相当に身分の高い女性でなければならなかったのでしょう。ここまでは后妃とされる身分だそうです。 そんな女御や更衣のような、グランメゾンのプレステージクラスのシャンパーニュを凌駕する存在として、黒ユリさまを喩えてみましたが、上手く伝わりましたでしょうか？

iri2618 STOP WARS

Eikiさん　本当に素晴らしいシャンパーニュでした♡ 飲んでいて、トキメキというかドキドキしましたが、最近の価格高騰ぶりは、本当に心臓に悪いですね…別の意味でドキドキが止まりません(苦笑)

iri2618 STOP WARS

マリエ☆さん　こちらの黒ユリとミアーニにセットは、枕草子より源氏物語のイメージでした♪ マリエ☆さん、十二単がとてもお似合いなイメージです。お垂髪も含めて、是非是非‼︎ そうそう、あのスモークと黒ユリの組み合わせも、イメージがシンクロしていて最高にトキメキました♡

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