2012 ジーニ　ソアーヴェ・クラッシコ　コントラーダ・サルヴァレンツァ　ヴェッキエ・ヴィーニェ　ヴェネト/イタリア 2/8火山性土壌ワインの会@Da Masa ・その2 マサさん、澪さん、Sさん、そして私の4人で火山性土壌ワインの会を開きました。 2本目のワインは、澪さんからのスーパー・ソアーヴェ。 このワインをいただくのは、今回が3度目ですが、毎回、素晴らしい安定感と高品質を感じるワインで、すべて澪さんからご提供いただいたものです。 このワインは、ソアーヴェ・クラッシコ、最高の畑からつくられます。 黒色火山岩中心の土壌で、平均樹齢80年超、ガルガーネガは、フィロキセラの被害を受けなかった自根の150年近い樹齢のものを多く含む、ウルトラ級のヴェッキエ・ヴィーニェ（ヴィエイユ・ヴィーニュ）。 今回、調べてみるまでガルガーネガ100%だと思い込んでいましたが、ガルガーネガ90％、トレビアーノ・ディ・ソアーヴェ10％という構成のブレンドでした。 非常に香り高く味わい深い、複雑さと変化に富んだ、最高の白ワインですね。 本当に素晴らしい！ ソアーヴェを生産する畑の面積は、1960年代には900ha以下だったのが、現在では7000haに拡大されています。 元来の生産地区は、圧倒的に黒色火山岩の土壌で、標高が上がるほど黒色火山岩比率が上がり、下部では石灰質土壌が増えるそうです。 生産地区の中で最良と評価されるのは、標高の高い黒色火山岩を多く含む区画で、このコントラーダ・サルヴァレンツァは、その典型かつ最高の畑。 拡大された地区は、堆積土壌の平地が大半で、赤く重い粘土質が優勢となるそうですが、そこに黒色火山岩は含まれず、本来のソアーヴェとは異なる酒質のワインとなるようです。 黒色火山岩がもたらす豊かなミネラル感や、複雑な鉱物のニュアンスこそが、ソアーヴェの特徴であり、本質だそうです。 澪さん、素晴らしいワインでした。ごちそうさま♪

iri2618 STOP WARS