日曜の2本目は、南ローヌのドメーヌ・フォン・サラドのヴァケラス キュヴェ・プレスティージュ 2015vt.です。 このドメーヌは、1936年にエドモン・ビュルル氏が立ち上げました。現在は娘婿のベルナールが義父の畑を継ぎ、さらに醸造学を学んだ娘のクレールが、次世代を創る動きを始めています。 ヴァケラスの他に、隣村のジゴンダスなどにも畑を有しています。 ローヌの赤らしいコルク真っ黒。 グラスでは濃いルビー、グルナッシュやシラーを感じる濃くて甘い香り。ブラックベリーにドライプルーンの甘みが香る。 いただきます。 インパクトの大きなアタック。 ローヌによくある、熟した黒系果実の妖艶な甘い香り。 一緒に飲む相方が「苦手かも、、」と言いました。恐らく甘ったるそうな香りのことを言っているのだと思います。スワリングを繰り返し、数分時間を置くと、酸味とオークの香りが立ち上がり、抜栓直後よりは良いバランスになってきます。 「あ、いい感じ、、」 結局サクッと空いてしまうことに(^_^;) 甘いアロマの濃い一本、キレイにいただきました。

okok530