オラ2018　サン・パトリニャーノ カルディのサマーチャンスボックスから(ドン・ペリニヨン2010が当たるかも知れないお楽しみ箱) 見つけたら買うようにしてるけど参考価格3000円以上は出たことなし…。 香りのコメントは広告のほぼまんまで割愛。 アタックは柔らかく、果実味のあるバランスでタンニンが緻密、しっかりとした収斂性を感じる。アフターの長さは中程度でコンパクトにまとまってる印象。 ただ、説明文の「フレッシュでエレガント」の評価って解釈が難しいところ…。 洗練された高価格帯のワインを飲み慣れていない個人的には、「フィネス(美しさ・見事さ・技巧・精巧さなど)」と同様に使いづらい言葉。 ひとつワインから離れて「エレガントな指輪」や「エレガントな服」と言えば、何となく「施工を凝らしているが調和の取れていて、クドくなく上質な雰囲気」を持っていると解釈できそう。フィネスに関しては、感情面より質の説得力の強さを押し出した言葉に感じる。 客観性や無機的に伝えるときにフィネスを、より有機的・情緒的に伝えるときにエレガントを使うようにすれば外さなそう。 細やかな要素があっても、裏打ちのある厚みを感じず刹那的な感覚や雰囲気なら「繊細」に言い換えたほうがいいかも。 タンニンは若々しいけど、香りに皮革や下草を取りつつフレッシュと言うのはいささか…個人的には成熟度があり豊かという評価で。

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