持ちよりブラインド・ワイン会。 ルージュ最後のフライト1本目は、アンティノリ・ソライア1995年を頂きました。 スーパー・タスカンで、カベルネ・ソーヴィニヨンにサンジョベーゼやカベルネ・フランのアッサンブラージュです。 熟成感のある少し濁ったガーネット。 甘美なブラック・ベリーやチェリー等のダーク・フルーツにミントやアースなどが控えめに香ります。 凝縮感のある果実味は甘美で少ししっとりとした感じで、割とフレーバー的にはストレートな果実味系で、タンニンや酸味は綺麗に果実に埋もれています。 全体的な印象で少し陰キャラな果実味で、ブラインドだと消去法でスーパー・タスカンと行き着きますが、ボルドーでもなくカリフォルニアでもなく、かと言ってイタリアらしさも少ない印象がいつもスーパー・タスカンに感じています。 良く出来たカベルネ系で、状態も良く楽しむことが出来ました。

Marcassin