ブルゴのシャルドネ100％「ヴィニョーブル・シャルメ2017」。蜂蜜と南国フルーツの香り…とろっとしてまろやかで親しげ。これはブルゴっぽくないぞ？どういうこと？と調べたらなんとボジョレー地区だった。それでかー。 ところが時間経過で深みが出て来ました。これはなかなか。 2日目。苦味増してグレープフルーツになった。 3日目。えもいわれぬ色気が出て来た。とろとろとろ……。なんぞ？これ？ ……と、まだ飲み続けているところなのですが、ボジョレーの味の謎を解くカギは土壌の違いにあるかも？ ボジョレー地区は花崗岩質土壌が特徴のため、相性が良いとされるガメイ種の赤が有名。そのためシャルドネ白を作るワイナリーはとても珍しい。石灰岩特有の鋭角的な酸ではなく、肉付きが良く、丸みのある酸が特徴。このテロワールの特徴が充分に感じられるよう、木樽で発酵しているとか。

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