ちょっと濁りのある無濾過ロゼワイン。 三田屋の冷凍ハンバーグ、伊藤ハムの切り落とし、チーズ（クロミエ）と合わせました。 以下ワインショップの解説文 一部アンフォラ全房発酵＋無濾過により、深みが出た。 冷涼感と奥行きをもつ北イタリアの有機ロゼワイン。 モンテ・ディ・ロアリ　≪イタリア　ヴェネト州≫ バルドリーノ キアレット 2017 バルドリーノ・キアレットは、北イタリアはヴェネト州西部、ガルダ湖の南東岸付近でつくられるロゼワインです。チャーミングで夏向きの銘柄ですが、このキアレットは一部アンフォラ発酵＋無濾過とひとひねり入ったロゼです。 モンテ・ディ・ロアリは19世紀後半に、ガルダ湖の南約8kmのモンテ・ママオル（Monte Mamaor）で始まったワイナリーです。現在は、オーナーのステファノ氏と、ビオテクノロジーを学んだ妻のアレシアさんが二人三脚で畑仕事と醸造に取り組んでいます。 モンテ・ママオルは、モレーンと呼ばれる、ガルダ湖から続く氷河由来土壌の「最後の丘」にあたります。氷河が押し出したガルダ湖から続く土は標高192ｍのこの丘でせき止められました。 畑にはモレーン土壌特有の様々な丸い石がゴロゴロと転がっているそうです。所有面積はモンテ・ママオルの樫林を含む合計14ヘクタールで、その内葡萄畑は10ha。樫林を維持することで畑の自然な生態系を守っています。ビオディナミ農法を採用しており、畝間には菜の花やそら豆の他に計14種類もの草花を植えています。それを鋤き込むことにより肥料にしますが、様々な生き物が共生できる環境造りの為に、一畝おきにその草花を残します。防除には硫黄と銅のみを使用。収穫は全て手摘みで行い、野生酵母で発酵を行います。酸化防止剤は瓶詰時に少量添加するのみ。無濾過で瓶詰を行います。 使われている３品種のうちコルヴィーナとロンディネッラはどちらも地元でSalassoと呼ばれるセニエ法で作られます。24 - 48時間、果皮と共に浸漬後、発酵中の果汁を抜き出してチューリップ型のセメントタンクで発酵。一方ロッサネッラ種はアンフォラで皮と共に発酵を行います。その後３つをブレンド、セメントタンクで約4ヶ月熟成。無濾過で瓶詰め。 わずかに濁った、オレンジがかったピンクの色調。いちごやさくらんぼのゼリー、若芽、ミネラル香。口に含むとコクのある果実がいきいきと広がります。果実の広がりだけでなく、旨味が導く奥への伸びも見逃せません。 しっとりと目の詰まった本格的なロゼワイン。夏にいいですね。 品種:　コルヴィーナ50% ロンディネッラ35% ロッサネッラ15%

ぷ〜ちん