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3.0
Fridayの4本目は、コート・ロティのDom.クリストフ・セマスカの、シャトー・ド・モンリス コート・ロティ2015vt.です。 このドメーヌは、1988年に現オーナーのクリストフ・セマスカ氏が一代で築き上げたワイナリーです。第一次大戦やフィロキセラによって荒廃してしまった銘醸畑モンリスを、セマスカ氏は平日は会社で働き、週末は畑の再興に力を注ぎますが、得たお金は全て畑の改善に使ったため、ほとんど誰も知らないままでした。 それが2000年にパリのワイン商の目に留まり、瞬く間に高評価を得るに至りました。 そのモンリスで採れたシラー100%で、24ヶ月の樽熟成を経たこのキュヴェ、いかがなものでしょう。 濃いガーネットに紫っぽさが混じります。シラーの雰囲気そのものです。色弱気味の私でもはっきりわかります。 そしてスパイシーなアロマ、コショウの香りがすぐに立ちあがります。黒系果実はその後ろ。そしてオークにチョコレートのニュアンス。レザーも。 芳醇で力強いアタックです。 強い香りのチーズと合いそう(まだ酔った勢いでたくさん買ってしまったのが残ってる)。スパイシーな香りが強いですが、口中ではチョコなど甘い香りが強めに感じます。ボリュームがあり、かつ複雑さ。 オーケストラのリハーサルみたいな景色。コンサート本番になると、これがもっとまとまるのだろうが、素材は全て整っているようなゴージャスさはある。 美味しくいただきました。
okok530
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Fridayの4本目は、コート・ロティのDom.クリストフ・セマスカの、シャトー・ド・モンリス コート・ロティ2015vt.です。 このドメーヌは、1988年に現オーナーのクリストフ・セマスカ氏が一代で築き上げたワイナリーです。第一次大戦やフィロキセラによって荒廃してしまった銘醸畑モンリスを、セマスカ氏は平日は会社で働き、週末は畑の再興に力を注ぎますが、得たお金は全て畑の改善に使ったため、ほとんど誰も知らないままでした。 それが2000年にパリのワイン商の目に留まり、瞬く間に高評価を得るに至りました。 そのモンリスで採れたシラー100%で、24ヶ月の樽熟成を経たこのキュヴェ、いかがなものでしょう。 濃いガーネットに紫っぽさが混じります。シラーの雰囲気そのものです。色弱気味の私でもはっきりわかります。 そしてスパイシーなアロマ、コショウの香りがすぐに立ちあがります。黒系果実はその後ろ。そしてオークにチョコレートのニュアンス。レザーも。 芳醇で力強いアタックです。 強い香りのチーズと合いそう(まだ酔った勢いでたくさん買ってしまったのが残ってる)。スパイシーな香りが強いですが、口中ではチョコなど甘い香りが強めに感じます。ボリュームがあり、かつ複雑さ。 オーケストラのリハーサルみたいな景色。コンサート本番になると、これがもっとまとまるのだろうが、素材は全て整っているようなゴージャスさはある。 美味しくいただきました。
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