『No.542 めでたい時は泡だよね』 今週半ばから娘が熱発で寝込んでいた。2、3日ほど38.5℃前後をさまよっていたんだけど、今日やっと熱が下がり、落ち着いて感じ。最初のうちはまだ気丈に振る舞ってたんだけど、さすがに昨日辺りはもう目がトローンとしてしんどそうだったから、僕も妻も代われるものなら代わりたいと思っていたし。 そして本当なら、今日は家族でピクニックを兼ねて夏フェスに行くはずだったんだけど、娘の体調を考えると、厳しいかな...ってことで、今回は中止。また来年行けたらいいな。 そんな今日は夕飯食べてから、我が家で花火。娘も楽しんでくれたみたいで良かった良かった。 そんな今夜の夕飯メニューは... ・フライドチキン(KFC) ・ピザ(ピザハット) ・フライドポテト 今日はちょっとパーティな感じで。娘も回復したし、ピザ食べたいって言ってたし。そして今夜はアルザスのリエッシュのクレマン・ダルザス・エクストラ・ブリュット2014年をお供に。せっかくの娘の回復なんだから、景気良く泡物でも。 オーセロワとシャルドネ、ピノ・グリで作られたクレマン・ダルザス。これはきっと美味しいだろうなぁ。抜栓すると勢いの良いポンッという音。吹きこぼれなし！ グラスに注ぎ、綺麗な液体を眺め、香りを楽しむ...青リンゴのような、気持ちの良い果実の香り。そして一口...あぁ気持ち良いガス感が身体にじゅんわりと染み渡ってくる。そして気持ちのよいコリコリなミネラル感。こりゃいいなぁ。 ほの甘さとキュッとくる酸味、そして香ばしさのような風味も感じられる。この香ばしさがあるからか食事にめちゃくちゃ合う。今日みたいなフライドチキンやピザには何の心配もなく合う。これだと洋食はもちろん、中華や天ぷらなんかにも合うだろうなぁと思いを馳せてしまう。 そして、時間が経過すると旨味に厚さが増してく感じ。なんだろな、ちょっとした苦味(オレンジピールみたいな)や蜜の感じも。厚みのある旨味とともに、いろんな風味を感じられるようになるんだけど、不思議と味にバラツキがなく一体感すら感じさせる辺りは流石の一言。 クレマン・ダルザスってやっぱ美味しいなぁ。前から好きだったけど、アルザスのワインは僕的にはほんとはずさないな。またリピーとしたいなぁ。 ごちそうさまでした！

カリヤカ・ズノリ