バルベーラ祭り！：その174 2010 マッテオ・コレッジア　バルベーラ・ダルバ・スペリオーレ　マルン　ピエモンテ/イタリア 月曜日のワイン。 久しぶりのバルベーラ、久しぶりのマッテオ・コレッジア、久しぶりのマルンです。 晩ごはんを食べながら飲んでいた日本酒（土田 生酛純米吟醸・冷酒）が底をつき、唐突にバルベーラを飲みたくなり、野菜室でスタンばっていたマッテオ・コレッジアのマルンを開けました。 何度も飲んでいるワインですが、クリュ・バルベーラというだけで、何故かドキドキしてしまいますね(笑) 全長51ミリ、とても上質な天然コルクを「ポンッ！」と景気の良い音とともに引き抜き、ワインをグラスに注ぎます。 本日のグラスは、ザルトのユニバーサルです。 うわ、黒⁉︎ 外観は、非常に濃い、凝縮感のあるガーネット。 若々しいボルドーのような黒みがかった見た目です。 グラスからは、スミレのリキュールのような強いアルコールっぽい刺激と、ブラックチェリーのような熟した黒果実、ラズベリーのような甘酸っぱい赤果実、プルーンのようなドライフルーツ、鉄のようなメタル感溢れるミネラルのニュアンス…典型的かつ上質な、素晴らしいバルベーラの香りですね♡ 最高のバルベーラにつきものの、「甲虫（カブトムシ）の翅（ハネ）」の香気が、このワインにはハッキリと感じられます。 ワインを口に含むと、収穫から暦がひとまわりしただけあって、落ち着いた、柔らかで滑らかな口あたり。 果実の旨みはとても強いですが、甘さはなくドライ。 タンニンはきめ細かく穏やかで、酸はまだイキイキしていますが、突出した様子はなく、全体を支えるように背景に溶け込んでいて、全体的にバランスの良い味わいです。 そして、何故か「血」のようなイメージの味わいを感じる…そんな強烈な印象を受けるバルベーラです。 あ、いや…もちろん凄く美味しいですよ(大汗) さて、今日は朝から一日中、スティーヴィ・ワンダーを聴きたくて、聴きたくて…『スティーヴィー・ワンダー・グレイテスト・ヒッツ （Stevie Wonder~Song Review:A Greatest Hits Collection）』（1996年）を、朝の通勤中から、繰り返し繰り返し聴いています。 もちろん、このバルベーラを飲みながら聴いているのもこのアルバム。 スティーヴィの明るく滑らかなヴォーカルと、このスムーズで陽キャなバルベーラの品種特性が抜群に合いますね！ 1日の最後に、ワインと音楽の素晴らしいマリアージュを堪能させてもらいました。

iri2618 STOP WARS

スティービー•ワンダー 一時期　ハマってました。 You are the sunshine 〜♪

アン爺

アン爺さん　コメントありがとうございます。大学生の頃、友人たちとよく行っていた、渋谷のファイヤー通りにあったカフェ・バー（遠い目…）の、閉店のテーマが「Lately」だったんですよ。この曲が流れ始めると、暗かった店内がだんだん明るくなって、外に出ると空も明るくなり始めていて、始発電車で家に帰ったり、友達のウチに流れたり…懐かしい思い出です。スティーヴィ・ワンダーの名曲の数々には、そんな個人的な記憶やエピソードがいろいろ詰め込まれていて、やはり格別なアーティストですね♪

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