2008 ド・サン ガール　オルパール　ブラン・ド・ブラン　グラン・クリュ　ブリュット　コート・デ・ブラン　シャンパーニュ/フランス 日曜日のワイン。 少し気分を変えたくて、HNの変更に合わせて、ちょっと良さそうなシャンパーニュを開けてみることにしました。 外観は上品なゴージャスさそのもののプラチナゴールド。非常に透明度が高く、強い輝きがあります。 泡立ちは繊細で、少し時間が経つと発泡が目視できなくなりますが、口に含むと絶妙に細かいシルキーな泡の刺激を感じます。 香りは、高山植物のような可憐な白い花、砂糖漬けのレモンピール、フレッシュな黄色いシトラス、クローバーの蜂蜜、白い椿の花蜜、花梨、青リンゴ。 トーストの香ばしさやチョーク&フリンティなニュアンスもあり、とても複雑です。 口に含むと、きめ細かい泡の刺激と、豊かな旨みを伴った酸のファーストアタック。 瑞々しい柑橘系の果実の旨みが溢れて溌剌とした味わい。 ミネラル由来の爽やかな苦みや、バランスの良い香ばしさが隠し味的に効いていて、とてもエレガントな印象を受けます。 シンプルなのに複雑なのか、複雑なのにシンプルなのか？ 言葉の選択が難しいですが、一見矛盾した評価が、なんの違和感もなく同居する素晴らしい統合感のある味わい。 余韻は極めて長く、甘やかな酸の旨みがいつまでも消えません。 余韻に浸っている間は何もできませんが、音楽を聴きながら幸せな体験や美しい記憶を反芻するのには最適時間かもしれないですね(笑) 私は、アファナシェフのバッハを聴きながら、20年以上前の家族旅行を思い出していました。 そんなイメージ喚起力のある不思議な一面も持っていますね！ 熟成期間は何と144か月だそうですが、その長さをまったく感じさせないフレッシュな風味を保ったワインです♪ ドザージュは7g/Lとのこと。まずもって適正な量で完璧なバランスと考える他ありません。 この銘柄をいただくのは、今回が初めてですが、ブラン・ド・ブランのお手本でありながら、例外的に素晴らしい味わいのシャンパーニュだと思いました。

iri2618 STOP WARS

この録音、多分持っているはずです。鬼才アファナシエフによる、意外と普通なバッハだったはずです。 明日は在宅勤務の予定なので、仕事しながらかけてみようと思います(^^)

bacchanale

bacchanaleさん コメントありがとうございます。仰る通り、意外に普通な演奏で拍子抜けしそうになりますが、その普通さがなかなか好ましいなと思います。平均律はリヒテルの演奏がいちばん好きなのですが、録音が好みではなく、好きな割には聴かないですね…。武久源造の「バッハの錬金術」シリーズの録音は、演奏スタイルと楽器の選択に異様な拘りがあって面白いですよ！ お聴きになってないようでしたら、是非‼︎ あ、またワインの話題が(苦笑)

iri2618 STOP WARS

このシャンパーニュは飲んだ事があります！！ とても美味しかった記憶です♫ エチケットの色が変わっていたので一瞬気付きませんでした(^^)

Yuji♪☆

Yuji♪☆さん　コメントありがとうございます。サラッとポストしていますが、過去にいただいたBDBの中でトップクラスに旨いシャンパーニュでした。熟成感とフレッシュネスのバランスや長くて深い余韻の上質さは、表現不可能レベルですね♪ たまたまワインくじで手元に来たワインなので、まったく予備知識がなく、カジュアルに飲んでしまったのですが、それだけに驚きが大きかったです(苦笑)

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