パタイユが今一つの印象でしたので、今度はドメーヌ・ベルナール・デュガ・ピイ・ヴォーヌ・ロマネ・ヴィエイユ・ヴィーニュ2000年を頂きました。 エシェゾー近くの樹齢75年以上のVVの畑で、ファースト・ヴィンテージは1999年になります。 全体的に少しブリック掛かった濃い目のルビー色。 チェリー・ジャムにローズ、レザーにアイアン、そしてスパイスなど、熟成により少し粘性を感じるアロマ。 ジャミーでオイリーな果実味のエントリー。全体に細かく行き渡り鉄分を感じるタンニンに、スパイシーな綺麗な酸味、甘みと複雑味が香る程よい余韻。 粘性を保ちながらもだんだんと果実味が澄んできて、時折香るファンキーさも自然で、とても美しく熟成しています。 翌日も綺麗な果実に少しチョコレートの風味も感じ、タンニンが少し引き、全体がとてもスムースでクリアになりましたが、やはりデュガ・ピイらしい密度の濃いワインで有ることには代わりありませんでした。

Marcassin

Marcassin大先生、こんにちは。 私、デュガ・ピイのヴォーヌ・ロマネは飲んでいないと？思います。 昔は他の造り手より高価だったデュガ・ピイやクロード・デュガが余り高く感じられなくなった？のはブルゴーニュ全体が高価になったからでしょう？ 同じ価格なら、他の造り手よりデュガ・ピイやクロード・デュガが安全？で確実に美味しい？気がします。 まぁ、昔の様にバンバンとは買えない価格ですが、、、

Katsuyuki Tanaka

Katsuyuki Tanaka超絶ブラインド大先生 ありがとうございます。 デュガ・ピイ、私はあまり近年追いかけていないせいか、色々なワイン、特に多くの白など全く把握しておりませんが、確かに前ほど目立って高くは無いですし、入手困難でもありませんね。 ただプルミエ以上は大変高額なのは変わりません。 一体誰がこのブルゴーニュの高額ワインを買って行くのか、非常に恐ろしい現実だと思っています。 ダブル・デュガ共アメリカ受けするスタイルですが、ある程度熟成させますと、とても良い感じになりますね。

Marcassin