パッツ＆ホールの、ソノマ・コースト・ピノ・ノワール、2018vt.です。 1988年にできたばかりのワイナリー。4人のメンバーが発起。自社畑は持たず、最高の畑を探し続けて、ソノマやナパで有能な栽培者と、長期的な視点で信頼関係を築き、土地の個性を活かすことを優先して造るとのこと。 ピノNは、なんとなく赤い果実がメインという固定概念が、私にはあるのですが、黒い果実の濃い香りが混ざります。スパイシーで、かつ酸味より甘みがリードするようなアロマ。カカオも。 頂くと、香りほどのコッテリさはなくて、サラッとした喉越しで赤黒の果実味に、スパイシーなオークが香る。 いわゆるカリピノというものを、ほぼ頂いたことがないのですが、やはりフランスと違って、まったりコッテリしたところは、シャルドネと同じようなものか。 とはいっても、頂くとミディアム寄りで、美味しくいただくことができました。

okok530