Vieux Rivesaltes
ヴュー・リヴザルト

デザートワインのようなデザートワインでないワイン

ワインバーにて最後のシメ。旦那の誕生日ということでバスチーと合わせた甘口ワイン。貴醸酒のようなマッタリ感。デザートワインも初めてでしたが、未知の世界との遭遇でした。1974年だって、旦那より年上ワインでした。

初めてのリヴザルト。 どうしてか2本液漏れしていたとのことで、1本試してみたそうですが、品質や味には全然問題なかったとのことでした。 それを今回おまけで無料でいただけました笑 ドライフラワー、カシスやベリーなどのドライフルーツやキャラメルなどの香り。香りもそうですが、ただただ甘ったるいという感じではなく、丸みがあり、柔らかい味わい、フィニッシュにかけても嫌味なくスーッと消えていきます。 ヴィンテージマディラのような、リッチさが楽しめます。 さすがに食後に飲むようなものですが、美味しいですね。 液漏れしていたので、状態が悪くなっていたり、ブショネなのではと疑いましたが、全然問題ありませんでした。 ラベル変更でVieux表記がなくなり、Vin de Nature（V.D.N）になりましたが、先代のものと同様です。 チョコレートやドライフルーツとも合いましたが、一番良かったのは高カカオのチョコ。

WAGYU日山にて

6杯目は、、、 フォアグラのテリーヌにスモークサーモン、ローストしてキャラメルを纏わせたナッツ、ハーブをガレットで手巻きする料理に合わせて。。。 ブラウンで透明感のある熟成した甘い香りのワイン。 酒精強化ワインです。 ラタフィア？と答えましたが、正解は、、、 リブザルト。 グルナッシュで作られるワインですが、これは酒精強化ワインで当たり？でしょうか？

目黒さんセレクト。

最後に少し。素晴らしいシメ。

サンミイベント 甘口

グルナッシュ・ノワール100% ヴァン・ド・ナチュレ。 ドメーヌ・サント・ジャクリーヌはラングドックで4世代、90年以上続く造り手。ビオロジックやリュット・レゾネでブドウを栽培。 ドライフラワー、ドライフルーツ、カラメル、ナッツ、コーヒー、黒糖…甘美で複雑なアロマにウットリ。味わいもアロマ同様、甘くリッチで芳醇。でも決してベタベタ感がなく、丸みを帯びた柔らかな甘さ。 デザートに最適。

ひさしぶりなとまり木@BAR AES

リヴザルト 1974 ドメーヌ サント ジャクリーヌ グラスワイン赤も空き、パスタも食べ終え。 デザートワインに勧められたのがフランスラングドッグ・ルーションのVDN（ヴァン・ドゥー・ナチュレル）。AOCリヴサルトは同じくVDNで有名なバニュルスに近いところ。 VDNは発酵途中にアルコールを添加し葡萄の甘さを残した酒精強化ワインです。葡萄はグルナッシュ。 ヴィンテージが1974。初めて自分より歳を経た古酒を飲みます。 お汁粉のような独特の紫の照りがあるあんこのよう。シェリー酒のような酒精強化の独特の香りがしますが、シェリーとは当然ながら全く別物。上品なそれこそこしあんのような甘み。チョコレートといただきましたが美味しかったです。 誕生年のヴィンテージとチョコレートを一緒に送るなんてお洒落ですね。

ラストはデザート リヴサルト1959 造り手サント・ジャクリーヌ ヴァン・ド・ナチュール いわゆる酒精強化ワインです。 素晴らしい、 うっとりしちゃいました(*^_^*)

持ち寄り

この日のワイン会で私が持っていったデザートワイン。 ルーションのVDNのリヴザルト59年です。最後の方で少ししか飲んでません(笑)が、チョコレートには合いました。もっとも、ブランデーの方が合うかもしれませんが(^^;

最後はVDN バニラアイスとのマリアージュは絶品ヽ(*´з｀*)ﾉ

熟成感たっぷり。お綺麗な奈良漬にラムレーズンを足したような… カカオ感もあり、チョコレートに合いました。

リヴザルト 赤の熟成のせいか鉄ぽい感じ。マデイラとか好きなら。 そして今回はイチジクのチョコと合わせると素晴らしいマリアージュ。

死ぬ程好きだった人を思いながら飲むワイン。 素敵な人生に。