J. Rochioli Little Hill Pinot Noir
ロキオリ リトル・ヒル ピノ・ノワール

バランスの取れた味わいとこなれた熟成感。 濃いめの色調。閉じてはいないが、抜栓後、１時間くらいから本領発揮。たっぷりした果実味と優しい酸が均衡。フィニッシュに向かって、ジュワーっと甘みが広がる。ブルゴーニュ的な要素は色々あるが、ブルゴーニュに似たような甘やかさを持つワインは思いつかない。フランスが長いマニアックなソムリエ氏も唸りながら、エチケットの写メを撮っていた。ロキオリ・ワールドの一端を知れる1本。次の冬は、もっと買おう。 四谷三丁目の店で、ミルクラムのジゴのローストと。

この日のアメリカ持ち込みワイン会のその後1は、ロキオリのピノ・ノワール2010年です。 パワフルなピノ、強い甘さでこれはこれで素晴らしいとは思いますが、ちとピノ・ノワールとしては強すぎかなぁ(^^;

なぜここまで完熟感がありながら酸のレベルが高いのか。しかも2001vtで、かなり熟成しているのに。 アロマの要素は拾いきれないほど多彩。 旨味も十分にあり、ミネラリティもある。 最近はCAのPNの主流がソノマコーストに流れている感があるが、ロシアンリヴァーヴァレーの魅力を再認識させられるワイン。 素晴らしい。 自分では選ばないようなPNの最高峰を、というリクエストで出して頂いたワイン。