Hastae Quorum Barbera d'Asti
アスタエ クオルム バルベーラ・ダスティ

3.33

10件

Hastae Quorum Barbera d'Asti(アスタエ クオルム バルベーラ・ダスティ)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • ブラックチェリー
  • カシス
  • ブルーベリー
  • ブラックベリー
  • プルーン
  • 鉄
  • スミレ
  • オレンジ

基本情報

ワイン名Hastae Quorum Barbera d'Asti
生産地Italy > Piemonte
生産者
品種Barbera (バルベーラ)
スタイルRed Wine

口コミ10

  • 4.0

    2023/01/29

    (1997)

    アスタエ、バルベーラ・ダスティ・クオルム、1997vt.です。 これは、バルベーラの旅人iriさんが投稿されていたのを拝読し、どうしても味わいたくて入手したものです。 ご縁に感謝、ありがとうございますm(_ _)m ブライダ、ミケーレ・キャルロ、コッポ、プルノット、ヴィエッティの、錚々たるバルベーラの造り手が、バルベーラ・ダスティを広く世に知らしめるために共同で造ったワインです。それぞれの生産者が最高のバルベーラだけを持ち寄ってブレンドされたもの。 そのあとの搾りかすは、名手ベルタがグラッパに仕上げるというすごいプロジェクト。 どうやら、この1997年がファーストヴィンテージで、2005年まで継続したようです。 若飲みメインのバルベーラですが、最良の葡萄を選りすぐったためか、バルベーラってここまで熟成するんだ、、と感銘を受ける仕上がりです。 赤い果実にフレッシュな酸味がバルベーラの素晴らしいところ。しかし、iriさんもおっしゃっていたように、正にボルドーのような熟成感を感じます。 なんとまぁ、、 これでバルベーラ・ダスティを広く知らしめるなどと言っても、全然バルベーラっぽくない、、。まぁ20年も瓶内熟成してきたわけですから、普通のバルベーラではないのでしょう。 しかし、このとてつもない旨さに、バルベーラの可能性を感じずにはおれない、というのが正直な感想です。

    アスタエ クオルム バルベーラ・ダスティ(1997)
  • 2.5

    2022/04/18

    (2000)

    価格:7,000円 ~ 9,999円(ボトル / ショップ)

    バルベーラ祭り!:その162 2000 ハスタエ クオルム バルベーラ・ダスティ ピエモンテ/イタリア 月曜日のワイン。 帰宅の時間がだいたい一緒の範囲で、珍しく家族4人揃って同時にいただく晩御飯です。 激しい雨のせいもあってか、週のはじめだというのに、全員体調がいまひとつ…。 こんな時は、とっておきのワインを開けて元気になるしかありません。 晩ごはんの牛ミスジと仔羊の肩ロースのステーキに合わせて、「クオルム」というバルベーラをいただくことにしました。 このクオルムというワイン、2年半ほど前に1度vinicaにはポストしていますが、1997年にスタートした「ハスタエ」というプロジェクトによるスーパー・バルベーラ(笑)です。 ブライダ、コッポ、ミケーレ・キャルロ、プルノット、ヴィエッティというバルベーラの超級生産者とグラッパの名門ベルタが、バルベーラの品質向上と知名度アップのためにスタートしたプロジェクトが、このハスタエ。 各生産者がアスティ地区に所有する畑から最高のバルベーラを持ち寄り、巨匠リカルド・コッタレラによって醸造されたワイン…それがクオルムです。 前回いただいた時と、まったく同じ位置でコルクが中折れしてしまいましたが、抜栓した瞬間に香りがパワーアップしていて、スミレやカシス、ブラックチェリーのオー・ド・ヴィのような、鋭さを持った拡散型の香りが凄いです! 熟成したボルドー(マルゴー)のような、濃度と密度と強度のある味わいも凄いです‼︎ 口の中で広がり鼻に抜けていく軽やかな風味(フレーヴァー)と、口腔の痺れが止まらず、身体全体が震えるようになる余韻も凄いです!!! すべての要素が、完璧なバルベーラの姿を、お手本のように示してくれるワインだと思います。 ワインなんて、美味しければイイじゃん! そんな単純な真理を、この上ない説得力で教えてくれるワインではないでしょうか? 飲んだら元気が出ました٩( ᐛ )و

    アスタエ クオルム バルベーラ・ダスティ(2000)
  • 2.5

    2019/10/20

    (2000)

    価格:10,000円 ~ 29,999円(ボトル / ショップ)

    バルベーラ祭り!:その114 2000 ハスタエ クオルム バルベーラ・ダスティ ピエモンテ/イタリア 鳥肌の立つワインというのはそうそう出会えるものではありませんが、いま目の前にあるクオラムを飲み始めた途端、肌が粟立つようなゾクゾクする感じが止まらなくなりました。 もちろん風邪をひいているわけではなく、鼻も舌も正常に機能しています。発熱も(多分)ありません。 この春、惜しまれながら生産終了となった「ペヤング スーパーカップ 大盛りいか焼そば」が、なぜか手元にあり、そろそろ食べてみるか? と考えた瞬間に思いついたペアリングがハスタエのクオルムでした。 頭オカシイんじゃない? と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。至ってまともです。 以前から、バルベーラとソース焼きそばの相性はサイコー! と信じ、且つ公言していた私にとって、これは自説の正しさを証明する千載一遇のチャンス。 ところで、このクオルムというワイン、1997年ビンテージからスタートしたハスタエ・プロジェクトによるスーパー・バルベーラ(笑)です。 ブライダ、コッポ、ミケーレ・キャルロ、プルノット、ヴィエッティという素晴らしいバルベーラの生産者とグラッパの名門ベルタがバルベーラの品質向上と知名度アップのためにスタートしたプロジェクト。 このハスタエのワインとしてリリースされたのがクオルムです。 各生産者がアスティ地区に所有する畑から選りすぐりのバルベーラを持ち寄りリカルド・コッタレラによって醸造されたワイン…美味しいに決まっているじゃないですか٩( ᐛ )و さてこのワイン、めちゃめちゃ瓶が重いです(汗) そしてコルクがかなり脆くなっていて、抜栓途中で中折れ(大汗) ご注意ください。 外観は、とてもボルドーライクな濃いガーネット。エッジにグレーがかったオレンジの色合いが入り、19年間の熟成を実感する見た目。 香りは、よく熟したカシス、ブラックベリーにブラックチェリー、プラムなど、強烈な凝縮感のある果実のエッセンス。ヴァニラやシダーウッドなど木質系のニュアンスもあり、ボルドーライクな要素が並びます。 何かに似ているとすれば、間違いなくボルドーのワインですが、真っ先に思ったのはマルゴーの上位格付ワイン。 甘くて黒い、でもピリッとした印象のスパイス感や柔らかな金属的ミネラル感、レザーやシガーを感じさせる熟成香が複雑に絡み合い、とても立体感のある香りの構造を持っています。 味わいもまたボルドーチック(苦笑) 洗練された果実の甘味、旨み、酸味、苦み、渋みなど、様々な要素が統合された、ブロンズ彫刻のような見事な造形。 酸の核を持った果実の味覚分子が固体のような超高密度で集まっていて、ボリューム感、凝縮感がハンパないです∑(゚Д゚) とても滑らかでしなやかな口当たり。品種特性としては少なめなはずですが、経年により角が取れた豊富なタンニンが膨大な果実味に隠れています。 とはいえ、渋さはもちろん、重さや硬さやクドさもまったくなく、強さと軽やかさと柔らかさがキレイにバランスしています。 すべての要素が過剰なのに、全体のバランスが完璧すぎてフィネスの塊のような状態です。 余韻は、ギュッと詰まっていた酸が、程よくほぐれて長く引っ張り続ける感じ。とてもキレイな引き際のライン。バルベーラらしい酸の存在感を意外なタイミングで実感できます。 この上品な酸があるから、めちゃくちゃ濃いのにコテコテ感がまったくないのでしょうね! さて、肝心な焼きそばとの相性ですが、スパイシーなソースと甘酸っぱさを残すクオラムのこなれた果実感、実に素晴らしい取り合わせです。 イカの旨みとワインの旨みもキレイに調和していて、実にお見事。 意外に効いてる青のり風味がこのワインのミネラル感をさらに引き立てているようで、想定外の相乗効果も感じられます。 ふにゃふにゃしたそばの食感も、ワインのソリッドな感触と面白いコントラストとなっていて楽しいですね♪ この組み合わせ考えた人、天才かも(爆笑) このハスタエというプロジェクト、10年に満たない期間で活動を終え、実はもう存在していません。クオラムは、言ってみれば幻のワインというわけです。 ちなみに、ハスタエはアスティにかつて存在した古代都市の名前、クオルムは議会における定足数、議決時の絶対多数を意味する言葉で、選抜団体という定義もあるそうです。 まあ、あのメンバーでよく10年近くも続いたものだなぁと感心するぐらいですが、実に象徴的な名前だったわけですね。 鳥肌の原因は、モーレツな美味しさだけではなくて、ゴーストのような存在となってしまったバルベーラ史上最高のワインのひとつに対する愛惜の念なのかもしれません。

    アスタエ クオルム バルベーラ・ダスティ(2000)
  • 5.0

    2015/01/22

    (1997)

    クリアでドライなのに物足りなさはみじんもない。 スムーズでシルキー。もうワインの出汁を飲んでいるような感じ。

    アスタエ クオルム バルベーラ・ダスティ(1997)
  • 4.0

    2019/12/28

    アスタエ クオルム バルベーラ・ダスティ
  • 4.0

    2017/12/30

    (1997)

    アスタエ クオルム バルベーラ・ダスティ(1997)
  • 2.5

    2016/01/08

    (1999)

    アスタエ クオルム バルベーラ・ダスティ(1999)
  • 2.5

    2016/01/07

    (1999)

    アスタエ クオルム バルベーラ・ダスティ(1999)
  • 4.0

    2013/08/27

    (2004)

    アスタエ クオルム バルベーラ・ダスティ(2004)
  • 4.0

    2013/08/21

    (2004)

    アスタエ クオルム バルベーラ・ダスティ(2004)