ブルゴーニュの友人、ドミニック・ギヨンさんのワイン。日本との縁がとてもある人物なので日本人でも知り合いの人は多いと思う。ドミニック・ガロワやドニ・モルテなどの名門ドメーヌの栽培責任者を務め現在はシャルロパン・パリゾで働きつつ自らもマルサネに土地を購入、フィサンとマルサネに挟まれたクシェイ村の古い家屋の地下を改装して醸造所としてごく少量のワインを生産している。そのほとんどは日本に輸入されているのではないか。 ボトルは最近はあまりみなくなったスーパー重たいボトルで、生産者の思い入れが伝わってくる。白い花や少しハーブを思わせる軽やかで強めの香りが印象的。味わいも以前飲んだ印象より少し軽めの気がしたがバランスよく仕上がっているからかもしれない。その証拠にいつもは二人で飲んで翌日に残すくらいの酒量だがこの日はあっという間に空になってしまった。結婚記念日の家飲みワイン。

closmiyaba