ワイン | E.Guigal Côte Rôtie La Mouline(1997) | ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
評価 | |||||||||||||||||||||
味わい |
| ||||||||||||||||||||
香り | |||||||||||||||||||||
詳細 |
|
iriさんの探求シリーズのなかで、 「シラー(ズ)知らずに森の中」 がオヤジギャグって言えるのか言えないのか考えながらいつも笑っちゃうんですよね。しょうもなさが好きです。 三銃士の最後(同じく97)はいつ飲みますかね〜 次男氏が来れるときですかね?楽しみです
shinojun
shinojunさん コメントありがとうございます! シラー(ズ)って、ピノ・ノワールのそっくりさんからカベルネの等位互換まで、香りと味わいの幅が広くて、黒胡椒とブラックオリーブの生まれ変わりのようなオリジナリティも強烈ですね♪ 本質が掴めないまま、気がつけば「底なし沼」にハマり込んだり、「深い森の中」に迷い込んだりしてました…という実感をシリーズタイトルにしてみました(笑) 97三銃士のコンプリート、チャンスを楽しみにしています‼︎
iri2618 STOP WARS
シラー(ズ)知らずに森の中…その40 1997 ギガル コート・ロティ ラ・ムーリンヌ コート・デュ・ローヌ/フランス 日曜日のワイン。 贅沢(ヤバ)過ぎる昼飲みワイン・その5 5本目のボトルは、ギガル様の誇る「三銃士」のコート・ロティ、ラ・ムーリンヌ/La Moulineです✨ 品種構成が、シラー89%&ヴィオニエ11%と、三銃士の中ではいちばんヴィオニエの比率が高くなっています。 ちなみに、ラ・テュルク/La Tourqueが、シラー97%&ヴィオニエ7%、ラ・ランドンヌ/La Landonneはシラー100%だそうです。 先日、こちらのお宅でご馳走になったラ・テュルクがコート・ブリュンヌ/Cote Bruneにある区画だったのに対し、このラ・ムーリンヌはコート・ブロンド/Cote Blondeに位置します ラ・ムーリンヌは、ギガルが初めて購入した畑で、1966年が初ヴィンテージと、三銃士の中で最古参になります。 追記すると、ラ・テュルクは1985年初リリース、ラ・ランドンヌは1978年が初ヴィンテージです。 同年のテュルクがめちゃくちゃエレガントなワインでしたが、こちらのムーリンヌはいかがでしょうか? シラー(ズ)の特徴といえば、黒い果実、土や鉄のようなミネラル、黒胡椒に代表される強いスパイス感などですが、こちらのワインにも確かにありますね! 若いシラー(ズ)では、それらの要素が、ハッキリ目立つ、ガリガリした尖った状態で互いに主張し合っている、とても戦闘的な姿に出くわすことがあるように思います。 いわゆる「ヤンチャなワイン」(笑) ところが、このワインでは、すべての悪目立ちしそうな角がキレイに落とされていて、とても丸く、完全な球体のようにまとまっています。 「大人しいワイン」か? といえば、決してそうではなく、それぞれの要素のコアが、球体の中の深みから輝きを放っていて、まるでオーラが滲み出ているようです‼︎ しかも、それらが理想的なバランスに配置されていて、とても秩序と調和の取れたエレガントな様子にも感じられます。 素晴らしいワインですね♪ 香り高くしなやかな酒質で、慎みと深みのある味わいに感動しました♡ こちらのワインに合わせて、新井薬師前の精肉の名店、ニシジマでわざわざ求めたという、巨大な牛ヒレ肉の塊を完璧に焼き上げたステーキが供されました。 ワインの持つ、ちょっと焦げ感のある独特の芳しさが、カリッと焼き上がったビーフの旨みと合わないワケがなく、こちらの魂を抜かれそうな、天上的なペアリングになっています(苦笑) 最高×最高=サイコーっ!✨✨✨みたいな、能天気みたいな感じじゃなくて、いろいろな意味でめちゃヤバい組み合わせではないでしょうか?(冷汗)
iri2618 STOP WARS