TGIFはノーザーン・ローヌ・ナイト。最後に頂いたのはジャン・ルイ・シャーヴ・エルミタージュ1994年を頂きました。1400年代後半から続く歴史あるドメーヌ。こちらも大変優れたエルミタージュ・ブランを作ります。 濁りのある濃い目のガーネット。 甘く熟した赤果実に正にローヌらしいゲームやスパイスが溶け込んだ香り。上澄みの澄みきった綺麗な甘い果実の香りで、清涼感さえ感じます。ボディはミディアムで、フレーバーは香りほど卓越してはおりませんが、クラシックな佇まいの正しくシラーとはこういうワインだったと思い出させてくれる熟成具合。 段々と熟した無花果に黒胡椒やシナモンが溶け込み、アースなどは程よく余韻と共に楽しめるようになって来ます。 残りを翌日に頂きましたら、ボデイのまとまり感があがり、とてもローヌらしい至福のひと時を楽しむことが出来ました。

Marcassin

とても 美味しそうです✨ ２日めも楽しめて・・。 このようなワインをゆっくり味わってみたいです(*^^*)

pochiji

pochijiさま〜 ありがとうございます。 やはり由緒あるドメーヌはアペラシオンの中でも最良の区画を所有しておりますので、時と共にエルミタージュという本質を楽しめる様です。ローヌは本当に待ってこそ得られる物が多い様に思います。

Marcassin

Marcassin大先生！こんばんは。 私はエルミタージュの中でジャン・ルイ・シャーヴが最も好きです！シャーヴのエルミタージュが最も洗練されている？からです。

Katsuyuki Tanaka

Katsuyuki Tanakaさま こんばんは。 やはりエルミタージュと言えば私もシャーヴです。勿論ラ・シャペルも同等に素晴らしいと思います。ただいつも評価の高いシャプティエはどうもあまり感動する思い出が少ないです。 キュヴェ・カトラン一度だけ頂いた事がありますが、スタンダードとは全く別物でしたが、飲み頃を迎えた物を頂かない限り、真価は判らないと思いました。

Marcassin

ルイ シャーヴのエルタージュの20年熟成とはとても美味しそうです(^-^) 最近シャーヴのネゴシアンのただのローヌの2010ですら良い飲み頃で美味しかったですし、同じネゴシアン物のサンジョセフ09も手元にありワインのレベル的には今、程々に飲み頃じゃないかと期待してます♪ ちなみに前に試飲会でこのキュベクラスは飲みましたがリリースしたてくらいで美味しくなかったですしそれがワイン飲み始めて1年目くらいで、シャーヴ＝硬いしイマイチ＝ローヌ自体に興味なくしてました(>_<) ただその後にたまたまシャプティエのヌフ パプ ベルナルディン01やサンジョセフ83やギガルのエルタージュ2000年などの良い熟成ものを飲めて今は大好きなんですが！

YD

YDさま〜 ありがとうございます。 JLシャーヴですが、昔はネゴシアン物が無く、キュヴェ・カトランという超ハイパー・キュヴェ以外は、普通のエルミタージュ・ブランとルージュだけでした。 おっしゃる通りワインを飲み始めた方ですと、シャーヴの様なクラシックな作り手のワインの新しいヴィンテージのものは、余り思い出に残らないと思います。 94’のローヌは、決して良いヴィンテージではございませんが、それでも熟成から得られる物は多く、やはりローヌのこのクラスのアペラシオンは熟成させてから真価を発揮する様に思います。 本当にワインは千差万別で面白くもあり、大変でもありますね。

Marcassin