Jean Claude Mas氏がオーナーのDomaines Astruc PN。伝統と近代の技術が融合した南仏を頂きます。 香りは弱いけどグラスの奥で小さくまとまって漂ってるのが分かります。ちょっとした距離感がありますが、これは臭みがなくて良いですね。とても良い仕上がり方をしてると思います。苺にチェリーと牛乳の香りも感じられます。 もち麦うどんの肉味噌和えがなかなか合います。若干のスパイシーさも現れながら、味噌の香りに反応して少しチョコレートっぽさも見えてきます。この感じはよくスペインワインに見られる感覚に近いというか何というか。ただ、時間が経つと少し酸味とスパイシーさが気になってくるかも… 奥行きがもっと欲しいのですが、きっとそれはこのワインのコンセプトとは違うのかもしれません。これはとても飲みやすく、そして親しみやすい、地域密着型的な…？ そんな感じのワイン。

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