アゼルバイジャン。 地場品種のマドラサ100%。 知らない品種を求めて色々なワインを飲んでたら出会った、珍しいアゼルバイジャンワイン。初めまして。 黒い果実、杉の木の香り。グラスから少し離れると、花のような香りも感じる。 3日に分けて飲んでみたが、初日は香りが大人しく、2日目から香りが開き、3日目にはより華やかに。 口当たりは柔らかいが、タンニンは力強い。 口の中が乾いてザラつくような、強烈な収斂性があって、後味はギュッと引き締まる。 その割に荒々しさはなく、カッチリと整っている。 ボルドー右岸のメルローに、杉の木の香りを加えて、タンニンを強烈にしたような印象。 なかなか個性的で面白い。

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