2011 KWV カセドラル・セラー バシリカズ・ブリュット シャルドネ&ピノ・ノワール ウエスタン・ケープ/南アフリカ KWVの中での「カセドラル・セラー」の位置づけはよくわかりませんが、これはなかなかの掘り出し物でした。 ただのブリュットではなく、「バシリカズ・ブリュット」と記載されていて、通常のものとは違うキュヴェのようです。 エチケットにも記されているメソッド・キャップはおそらくシャンパーニュの製法と同じ、瓶内二次発酵による醸造や熟成期間を担保するものでしょう。 まずこのワイン、泡の感じが良いですね。とても強い泡立ちで、最初の一杯では生ビールのような泡の層（⁉︎）ができます！ 色合いは明るい麦わら色。特別に濃くもなく淡くもない、飲み頃感のある外観です。 香りはレモンやグレープフルーツの柑橘系にナッティなフレーバーをトッピングした感じで、赤リンゴの蜜、トーストの香ばしさが加わります。 とてもキレイで、上質な泡に共通する香りですね。香りに深さと奥行きを感じます。 口に含むと、泡の勢いが強く、口の中がリフレッシュされる感覚。 爽やかな柑橘系の果実味とやや高めの酸、ミネラリーな硬さとほろ苦さ、ナッティな旨み…さまざまな要素が突出せず、きれいにバランスが取れていて、心地良く複雑な大人の味わい。 こんな時にどうしても聴きたくなる曲があるんですが、CDでは手に入らないYouTubeオンリーのジャジーなライブ音源。 Jad & Den Quintetがカバーした、プログレ界のスーパーグループ、エマーソン・レイク＆パーマーの3枚目のアルバム『トリロジー』のタイトル曲「トリロジー」です。 元曲は、ひどく拗らせた中二病の症状みたいな、感傷的で甘ったるいバラードの序盤からハードプログレに移行する、ダイナミックで変な曲（笑） この名（迷）曲を、曲想には手を加えず、生楽器によるオーガニックでジャジーな名曲に変身させたこのカバーは完璧です！ そう言えば、初めてファツィオリ・ピアノの素晴らしい音色を意識したのは、この動画を観た時でした。 とか何とか言っている間に、音楽を聴きながら、しっかり寝落ちしてしまいました（苦笑）「大人」が聞いて呆れる情けない展開で失礼しました☆

iri2618 STOP WARS

トリロジー、連休最後の気だるい黄昏時に良いですね〜フルで聴いちゃいました♡ 先日のピンクフロイドといい、永く付き合えそうな音楽を教えて戴いて感謝です！新しい音楽のインプットなんて何年ぶりだろう… KWV、以前南アに行く機会があり、現地でポピュラーに飲んでました^ ^

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miho_vinoさん 気に入っていただけて何よりです。このカバー、本当に素晴らしくて、繰り返し繰り返し聴いています。南アのワインも素晴らしいですね。実際に行かれたことがあるとは、羨ましいです☆

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