Antinori Pèppoli Chianti Classico写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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REVIEWS

ワインAntinori Pèppoli Chianti Classico(2015)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーション
飲んだ日2024-03-19
飲んだ場所
買った日
買った場所日本ソムリエ協会
購入単位
価格帯
価格
インポーターエノテカ

COMMENTS

iri2618 STOP WARS

2015 アンティノリ ペッポリ DOCGキャンティ・クラッシコ トスカーナ/イタリア 月曜日のワイン。 晩ごはんに用意した、少し大きめの牛肩肉を、ステーキにするか?ローストビーフにするか?しばし悩んで、塊肉のままステーキにすることにしました。 ネットで塊肉レシピを検索すると、炊飯器を使って低温調理するものがたくさんヒットしたので、とりあえず炊飯器を使うことは決定。 あとは、焼きめをつけてから炊飯器に入れるか、炊飯器から出した後に焼きめをつけるかの違いです(笑) この日の気分はステーキ! ということで、合わせたワインは、キャンティ・クラッシコです。 このワインは、ソムリエ協会の災害支援セットの中の1本。 トスカーナの名門、アンティノリのつくる王道のキャンティ・クラッシコ、果たしてどんなワインでしょうか? 外観はキャンティ・クラッシコらしい明るく透明感のある淡いガーネット。 微かに熟成感が出ていますが、見た目は普通のキャンティ・クラッシコですね…当たり前か?(笑) グラスからは、よく熟(こな)れた黒果実と、酸っぱさ方面ではなく、甘さに寄った感じの赤果実香。 全体的に、シンプルな印象の香りですね♪ 口に含むと、滑らかで柔らかな口あたり…あるべきはずの酸や渋みが削られて、全体が丸い、という第一印象です。 ひと言で表現すればチャーミングな味わいなのですが、歯応えたっぷりの赤身ステーキに合わせるには、ふわふわしていて、少し構造が頼りなく、強度が足りない感じ…。 全体にバランスは取れていますが、そのバランスは、マイナス方向に向かって縮小均衡しているイメージです。 私見では、キャンティ・クラッシコの魅力(チャーム)の基盤は、しっかりとした酸と、強かなタニックさにあり、このワインには、それらが少しずつ不足しているように思います。 この味わいの印象では、それらは最初から不足していたというよりは、熟成によって「抜けた」(?)感じです。 これは、もっと早いうちに、そのチャーミングさを楽しむべきワインだったのでしょう。 個人的な嗜好としては、熟成したワインの風味が大好きですが、時間の持つ力は、時に酷薄な方向に働くことがあるのだな…と、とても勉強になった1本でした。 このワインをいただいていて、久しぶりに音楽をワインに合わせたくなりました。 「時の残酷さ」に対抗する音楽として、頭に浮かんだのは、Annette Peacock/アネット・ピーコックという、ジャズピアニストのヴォーカル・アルバム『スカイ・スケーティング/Sky-skating』(1982年)。 彼女は、俳優からスタートして、フリージャズのピアニストを経て、黎明期のシンセサイザー奏者、前衛的なジャズロックのミューズとなり、知る人ぞ知る存在ですが、私はヴォーカリストとしてのアネットが大好きなのです。 ジャズ・ベーシストのゲイリー・ピーコックと結婚していたこともあり、その後ずっとピーコック姓を名乗っていますが、ゲイリーと別れた後、ピアニストのポール・ブレイと結婚。 そのポールの元妻、カーラ・ブレイはゲイリー・ピーコックと結婚していますので、この界隈の方々、人間関係が濃密かつ複雑過ぎます(苦笑) 『スカイ・スケーティング』は、とても静謐で空中を漂っているような、ドリーミーな音楽性の、彼女のヴォーカルの魅力が全面に出ているアルバムです。 私はLPを持っているのですが、現在レコードプレイヤーを所有しておらず再生ができません…(泣) やむを得ず、ジャズピアニストのマリリン・クリスペルがECMレーベルからリリースした、トリオ編成のアネット・ピーコック作品集『Nothing Ever Was, Anyway -Music Of Annette Peacock』(1997年)を聴くことにしました。 マリリン・クレスペルのピアニストとしての力量もよくわかり、リズムを刻まない、超絶技巧のリズム隊もカッコ良く、実にECMらしい録音となっています。 ちなみに、ベースは元旦那のゲイリー・ピーコックが担当しています。 その中に1曲だけ「Dreams (If Time Weren't)」という歌ものがあり、そのヴォーカルを担当しているのがアネット・ピーコックご本人なのです。 『スカイ・スケーティング』収録曲ではありませんが、雰囲気がよく似ていて、時間が止まっているかのような不思議な魅力があります。 〝Dreams (If Time Weren't)”という表題も暗示的というか、ぺっポリを飲んでいて、『スカイ・スケーティング』を聴きたくなった私の心に刺さりました‼︎ この日、「思いがけない出会い」は、ワインと音楽の組み合わせの方に出現したようですね(苦笑)

iri2618 STOP WARS

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熟成により「抜けた」感じ、非常に納得出来るご意見です!

穴澤R努

L

穴澤R努さん コメントありがとうございます♪ JSAのチャリティセットのワインを飲まれたんですか⁉︎ 抜栓当日は、レビューに書いた通りの状態だったんですが、4日経った金曜日の夜に残りを飲んだら、酸とタンニンが戻ってきていて、かなり締まった味わいになっていてビックリしました。ワインは、やっぱり面白いものですね⁉︎

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