イタリア南端のプーリア州、サン・マルツァーノ タロ・プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア2022。プリミティーヴォ100%、DIAM2コルク。 色味はガーネット、香りはブルーベリーのバランスにプルーンのニュアンス、リコリスのスパイス香、バニラとロースト感ある樽香。 飲み口は中庸～やや重の口当たり、やや熟した感を伴う果実味になめらかな酸味、きめ細やかだがラストに口中に残るタンニン。 プーリアでお値打ちワインを量産するサン・マルツァーノ。有名どころはチンクアンタだが、それと比べるとやや濃縮感は和らぐが、味わいの構成はきちんとプリミティーヴォしていてまったりと美味い。 値上がり激しい日本のワイン事情の中で今だ千円台で買えることを考えると、今でも気軽に楽しめるお値打ちプリミティーヴォ。

TKR