フランスのシャンパーニュ地方、シャルリエ・エ・フィス カルト・ノワール ブリュットをグラスで。ムニエ60%、ピノ・ノワール20%、シャルドネ20%。 色味はゴールド、泡は非常に豊かに立ち上る。香りは赤リンゴのバランスにグレープフルーツのニュアンス、ビスケットのような乾燥した感を伴う酵母感、軽く石灰のミネラル感と蜂蜜。 飲み口は中庸な重さの口当たり、豊かな果実味に優しい酸味。 要素的には複雑さを感じつつ、全体的に優しい酸味を中心とした角の丸い印象の、秋にふさわしいこっくりとしたシャンパーニュ。 秋にはムニエ主体、そして冬になるとブラン・ド・ノワールが飲みたくなるシャンパーニュ病、その秋口にちょうど良いシャンパーニュ。

TKR