Laderas del Tiétar Garnacha写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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REVIEWS

ワインLaderas del Tiétar Garnacha(2017)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
詳細
シチュエーション
飲んだ日2021-06-20
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所ワイナリー和泉屋
購入単位
価格帯
価格
インポーターワイナリー和泉屋

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iri2618 STOP WARS

2017 ダニエル・ゴメス・ヒメネス・ランディ ラデラス・デル・ティエタル ガルナッチャ DOヴィノス・デ・マドリッド マドリッド/スペイン 日曜日のワイン。 Twitterのリモート・ワイン会、「#ニューワイン会」の宿題ワイン3本の中の1本。テーマは「スペインワインの新潮流」とのことで、モダン・スパニッシュを楽しみます。 3本目は、2本目のメンシアとほぼ同時抜栓ですが、マドリッド産のガルナッチャ100%のワイン。 ガルナッチャは、スペインのアラゴン州を原産地とする赤ワイン用品種で、フランスてばグルナッシュとその名を変え、ラングドック・ルーシヨンやコート・デュ・ローヌなどで幅広く栽培されています。 また、イタリアのサルデーニャではカンノナウと呼ばれ、主要品種の地位を占めています。 濃厚でリッチなタイプの素朴な仕上がりのワインも多いですが、酸とミネラルをきちんと表現した、繊細でエレガントなスタイルを目指すつくり手さんが増えているようですね。 ダニエル・ゴメス・ヒメネス・ランディも、もちろんエレガントなガルナッチャを志向する生産者。 この「ラデラス・デル・ティエタル」、実は日本専用の特別キュヴェで、日本からのリクエストに合わせてつくられています。 以前は、全然違うエチケットで、生産地もカスティーリャ・イ・レオンと、現在のDOヴィノス・デ・マドリッドとは異なっていました。 ワインの中身は、以前もいまもエレガントを追求したタイプで、それほど変わっていないように思います。 外観は、やや淡い印象のガーネット。ちなみに、グルナッシュの語源はガーネットから来ているという説もあるそうです! 凝縮感のある黒い果実と、外向的な紫の花の官能的な香り。 少し石油?のような揮発感を含んだ鉱物的なニュアンス。 微かにムスクのような動物的なフェロモンのタッチ。 香りの基本設計が、どうにもエッチな方向に向かっているような気がしてなりません(笑) 口に含むと、これまた官能的な、なめらかでふくよかな舌触り。単に柔らかいのではなく、蕩(とろ)けたり痺(しび)れたりしそうな、危うい感じの触感です。 果実感は濃く強く、熟しきった蜜の味わい。 酸が豊富ですが鋭さはなく、きめ細かなタンニンも絶妙のバランス。 どこにも尖った出っ張りや目立った凹みのない、鏡面的な仕上がりの味わいですね♪ 舌全体が軽く痺れるような余韻は、良いというよりはヤバい感じ(大汗) 単品購入ではなく、3本セット・税・送料込み込みで1万円ジャストという特別企画でしたので、今回は単品でのコスパは云々できませんが、希望小売価格は3300円(税込)だそうです。 この価格ですらバカ安じゃないですかね? リーデルのベーシックなタイプのブルゴーニュグラスと、XLのニューワールド・ピノを比較しましたが、口当たりのなめらかさを強調し、香りに明確な流れをつくって、このワインの潜在的なエロチックさをあからさまにしてくれるニューワールド・ピノの方が、断然、好みです。

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