2014 ジャンニテッサーリ　60（セッサンタ）メーズィ　エクストラ・ブリュット　DOCレッシーニ・ドゥレッロ・リゼルヴァ　ヴェネト/イタリア 2/8火山性土壌ワインの会@Da Masa ・その3 マサさん、澪さん、Sさん、そして私の4人で火山性土壌ワインの会を開きました。 3本目のワインは、私の持ち込み。 前述のような事情で大遅刻してしまい、白ワイン2本の後に乾杯の泡です(苦笑) このワイン、デュレッラというイタリア固有品種メインのワイン。この品種、私は初めていただきます。 DOCがレッシーニ・デュレッロ/Lessini Durelloで、品種名がデュレッラ/Durellaと、語尾が五段活用してるみたいです…デュレッラが未然形でデュレッロが連用形？？ WEBで言葉の意味を検索すると、「皮が固い」という意味らしいと当たりがつきますが、ヒットしたのは何とvinicaのbacchanaleさんの投稿です‼︎ ワインがつくられるのは、先のソアーヴェと目と鼻の先というか、ひと山超えたところにある（直線距離で10kmほど！）ロンカ/Roncàという小さな村。 生産者のジャンニ・テッサーリは、1963年生まれですから、私と同世代の方ですね♪ それだけで親近感が湧きますが、手頃な価格の素晴らしいピノ・ノワールとかシャルドネ、ソアーヴェなどをつくっています。 55ha（！）という広大な畑の大部分を占める土壌は、古カルヴァリーナ火山（Calvarina）の噴火活動後、長い年月とともに風化した玄武岩からなる、典型的な火山性土壌。 ドゥレッラ85%、ピノ・ノワール15%からなるこのワインは、最低60か月の瓶内熟成で造る長期熟成型スプマンテ。 そういえば、ワイン名の「60mesi（セッサンタ・メーズィ）」は、イタリア語で「60カ月」の意味でした。 年間生産量は約15,000本で、ガス圧6.7、ドサ—ジュ4.9g/lのエクストラ・ブリュットです。 例によって前置きが長いですが、1時間遅れの乾杯はスムーズに行われました。 グラスに注がれたワインは、明るく深いゴールドで、ひと目でわかるきめ細かな泡質です。 香りは、白桃や洋梨、花梨のような熟したストーフルーツ系の果実に、シロップ漬けの金柑やグレープフルーツピールのコンフィのような金属的な柑橘、蜂蜜、金属系ミネラルのニュアンス。 口に含むと、非常にきめ細かい泡の刺激が印象的なしっとりとした質感です。 キレイな熟成感とコクのある旨みが強く、とても美味しいですね♪ 余韻は長く、少し金属的なミネラルが残ります。 シャンパーニュやフランチャコルタとは、明らかに異なる味わいですが、美味しさはひけを取らないという感じ？ とてもユニークな、そして高品質な泡だと思います。

iri2618 STOP WARS

なんと！ それはちょっと驚きです。 …投稿した本人ですら「皮が固い」という話を忘れてました^^; その投稿のワインは、今見てもポスト2件しかないので、日本ではあまりこの地域のワインは出回ってないのでしょうね。

bacchanale

bacchanaleさん ご教示いただき、ありがとうございます(笑) 「デュレッラ＋意味」で検索したら、4番目ぐらいに、見覚えのあるアイコンが出てきました♪

iri2618 STOP WARS

先日はマニアックな会(笑)にお付き合いいただきありがとうございました！ 珍しい品種&60ヶ月瓶熟&ガス圧の強さと3度ビックリしました。 黄金色の美味泡に心奪われました。貴重なワインありがとうございました♪

澪

澪さん　こちらこそありがとうございました。そもそもジーニのソアーヴェが火山性土壌のワインなんてこと、まったく知りませんでした！イタリアの火山性土壌のワインなんて、シチリアとカンパーニャぐらいだと思ってましたから…澪さんのおかげで世界が広がりました(笑)

iri2618 STOP WARS