2017 ガヤ ガイア・エ・レイ・シャルドネ ランゲ・ビアンコ ピエモンテ/イタリア TGIFワイン・その1 金曜日の夜、連れ合いと娘の3人で晩ごはんの前に、乗り換え駅のデパ地下で時間調整(笑) 1杯目は、ガヤのグラスセットで久しぶりにイタリア最高峰のシャルドネを。 外観はプラチナ感溢れるペールイエロー。粘性はめちゃくちゃ高そうです。 グラスからは、ピュアな果実のエッセンスと上品なヴァニラ香。 とても綺麗な酸とエキスを感じる、素晴らしく説得力のある味わい。 ミネラル感は影を潜め、前面にまったく出てこない印象ですが、凄まじい果実感に隠されているだけ。 この果実感、実に強烈な印象です。 レモンとか白桃のような具体的な種類の、個々の特徴をどんどん捨象して、その後に残るすべての果実に共通するフルーティさ。 本質的な部分だけが抽象された、イデアとしての果実を、さらに洗練させ、研ぎ澄ませたような鋭角的で絶対的な果実感と言えばいいのでしょうか？ 世界中の、どこのワインとも似ていないですが、どのワインとも似ているとも言える、禅問答のようなワインですね(苦笑) 空になったグラスから微かにキャラメル香が漂い、2017年産の若いワインとは思えない、風格のようなものも感じます。 ブラヴォー٩( ᐛ )و

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