週末の素敵なワイン会。代々木Kさんでの興奮も冷めぬまま、いざ一路六本木へ。地下にひっそりと佇むワイン・バーEでの2次会となりました。こだわりの店主様が、我々が飲んできたワインを聞いてから開けて頂いたのは、ブルーノ・パイアール・ル・メニルの1995年。このキュヴェは、メニル・シュール・オジェ村のシャルドネのみで作られる特別なブラン・ド・ブランです。 とてもしっとりと、落ち着きを感じる黄金色。熟成感のあるアーモンドやタルト・タタン、ローストしたクインスのピューレ等のアロマが漂います。少しナッツのエグ味を感じますが、素晴らしくオイリーでブランデー化したテクスチャーに凝縮された果実の甘味を感じます。細かい酸味がバランスよく行き渡り、イースティな舌触りが、素晴らしい余韻へ繋がり、正に極上のウェルカム・シャンパン。段々と果実のコクが増してきて、飲む度に感動が沸き立つ様に、つい先程まで飲んできたワイン達を払拭するような、目の覚めるスタートでした。 実はこちらを開けて頂く前に、アンドレ・クルエのリリースされた当時から熟成されていたシルバー・ブリュット・ナチュールをお開けくださったのですが、店主様が試飲され、今回私達に出すのはこのシャンパンではないと言うことで、お出しされませんでした。ただそのアンドレ・クルエも後に少し頂いてみましたが、素晴らしい熟成具合でした。確かに膨よかさや、凝縮感はル・メニルにはかなわないですし、ブラン・ド・ノワールですのでお味のプロファイルも違いますが、これはこれで楽しみたい逸品でございました。 非常に引き出しの多いお店で、最初から脱帽でした。

Marcassin

素晴らしいワインの連続✨✨ブランデー化していくルフレーヴとクロ カザル、そしてこちらのシャンパーニュに興味津々でしたが、苦手な赤のpostでさえうっとりと想像してしまいました(*´ー｀*)ワインの引き寄せるご縁は本当に素敵ですね♡

mituki

mitukiさま ありがとうございます。 熟成ワインやシャンパンのブランデー化？みたく勝手に表現してしまいましたが、全体が柔らかくなり、オイリーな何とも言えないエレガントな世界に入ってしまいました。 赤も色々ですが、今回私が頂いた赤でしたらmitukiさまにもきっと気に入って頂けると思いますが。

Marcassin