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2018 マッツェイ カステッロ・フォンテルトリ キャンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネ トスカーナ/イタリア vinicaに感謝✨ 10/2サンジョヴェーゼ会@西荻 ダ・マサ・その2 いつも変態ワインを持ち寄る「ワイン変質者の会」(命名:DaMasaさん)から発展したワイン会。 今回は、原則ワインの持ち込みはなしで、ワインはすべてマサさんのセレクト。サンジョヴェーゼの神髄に触れようという、正統派(?)の企画です。 最初のフライトは、マッツェイ/Mazzei家(屋号がカステッロ・ディ・フォンテルトリ)という同一のつくり手による、3本のキャンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネの飲み比べ。 同一年に収穫されたぶどうを、だいたい同じ(?)醸造スタイルによって同一カテゴリー(=CCGS)に仕立て、リリース後もほぼ同一条件で管理されたワインの比較になります。 飲み比べて顕(あらわ)になるのは、ぶどうそのものの属性(樹齢や株の種類)や、畑の地勢(土壌や向き、斜度、標高など)と、それに付随するミクロクリマ(微気候)など、フランス語でテロワール/terroirと呼ばれる、それぞれの畑の「個性」の違いのはず…。 2本目のワインは、1435年から24代にわたりワインを造り続けるフォンテルトリがワイナリーの名を冠した、良年のみ造る上級キュヴェ、マッツェイにとって初めてのグラン・セレツィオーネとなった「カステッロ・フォンテルトリ」。 「カステッロ・フォンテルトリ」の畑は、マッツェイの本拠地であるカステッリーナ・イン・キャンティに位置し、標高は470メートル、アルベレーゼ(石灰質が豊富な岩石)、石灰質を多く含む粘土などからなる、ごつごつとした土壌。 エルサ渓谷からの暖かい空気により日中は暖かく、夜間は周囲を囲む森林からの冷気があるため昼夜の寒暖差があるバランスの取れた気候だそうです。 個別に管理された120区画の中から、11区画のサンジョヴェーゼのみを厳選してつくった、タフ・セレクションのCCGS。 アルコール度数は、3本の中では、ちょうど中間となる14.0%。 こちらは、1本目に比べて、見た目や風味に「黒み」が増し、全体に凸凹していない…というか、歪みのない球体のような、非常にバランスの取れた香りや味わいとなっています♪ じわぁっと滲み込みような旨みが印象的で、そのままシームレスに美しく軽やかな余韻が続きます♡ 初手では、「穏やか」とか「抑制的」など、控えめな印象を受けますが、これは飲めば飲むほど、その後味わい深さに感謝したくなるようなワインです。 このワインを漢字二文字で表すなら、「均衡」とか「調和」でしょうか? こちらも素晴らしいサンジョヴェーゼでした✨
iri2618 STOP WARS
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2018 マッツェイ カステッロ・フォンテルトリ キャンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネ トスカーナ/イタリア vinicaに感謝✨ 10/2サンジョヴェーゼ会@西荻 ダ・マサ・その2 いつも変態ワインを持ち寄る「ワイン変質者の会」(命名:DaMasaさん)から発展したワイン会。 今回は、原則ワインの持ち込みはなしで、ワインはすべてマサさんのセレクト。サンジョヴェーゼの神髄に触れようという、正統派(?)の企画です。 最初のフライトは、マッツェイ/Mazzei家(屋号がカステッロ・ディ・フォンテルトリ)という同一のつくり手による、3本のキャンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネの飲み比べ。 同一年に収穫されたぶどうを、だいたい同じ(?)醸造スタイルによって同一カテゴリー(=CCGS)に仕立て、リリース後もほぼ同一条件で管理されたワインの比較になります。 飲み比べて顕(あらわ)になるのは、ぶどうそのものの属性(樹齢や株の種類)や、畑の地勢(土壌や向き、斜度、標高など)と、それに付随するミクロクリマ(微気候)など、フランス語でテロワール/terroirと呼ばれる、それぞれの畑の「個性」の違いのはず…。 2本目のワインは、1435年から24代にわたりワインを造り続けるフォンテルトリがワイナリーの名を冠した、良年のみ造る上級キュヴェ、マッツェイにとって初めてのグラン・セレツィオーネとなった「カステッロ・フォンテルトリ」。 「カステッロ・フォンテルトリ」の畑は、マッツェイの本拠地であるカステッリーナ・イン・キャンティに位置し、標高は470メートル、アルベレーゼ(石灰質が豊富な岩石)、石灰質を多く含む粘土などからなる、ごつごつとした土壌。 エルサ渓谷からの暖かい空気により日中は暖かく、夜間は周囲を囲む森林からの冷気があるため昼夜の寒暖差があるバランスの取れた気候だそうです。 個別に管理された120区画の中から、11区画のサンジョヴェーゼのみを厳選してつくった、タフ・セレクションのCCGS。 アルコール度数は、3本の中では、ちょうど中間となる14.0%。 こちらは、1本目に比べて、見た目や風味に「黒み」が増し、全体に凸凹していない…というか、歪みのない球体のような、非常にバランスの取れた香りや味わいとなっています♪ じわぁっと滲み込みような旨みが印象的で、そのままシームレスに美しく軽やかな余韻が続きます♡ 初手では、「穏やか」とか「抑制的」など、控えめな印象を受けますが、これは飲めば飲むほど、その後味わい深さに感謝したくなるようなワインです。 このワインを漢字二文字で表すなら、「均衡」とか「調和」でしょうか? こちらも素晴らしいサンジョヴェーゼでした✨
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