典型的でないプレミアム米国ワインを集めた『変態ワイン会』⑤ 久々にこんな濃厚なカリピノを前にし、ピノではなくカリニャンかと思ってしまった(^^;; ケイマスのジョー・ワグナーが造る、凝縮したケイマス・スタイルともいうピノ・ノワール デイリーマンは畑の名前で「酪農家」という意味。 2000年に牧場だった土地にディジョン・クローンのピノ・ノワールを植えたことに由来する。豊かなブラックベリーや熟したプラムの香りと共にドライハーブやスモークのニュアンスも感じられる。 5. Vice Versa Spinning Plates Napa Valley 2019 ベル・グロス デイリーマン ピノ・ノワール 産地:カリフォルニア/ソノマ・カウンティ/ロシアン・リヴァー・ヴァレー 品種:ピノ・ノワール100% ケイマスのピノ・ノワール専業のワイナリー。ケイマス創始者チャーリー・ワグナーの奥様にして、現当主チャック・ワグナーの母、ローナ=ベル・グロス=ワグナーが命名の由来。ワイン生産者である前に栽培家であり続けた血族らしく、「房や実が均一に成長しそうにない時は、集中的に剪定や摘房を行う。」と述べられる。結果として未熟な果実は省かれ、凝縮した果実からは、濃潤で深みのあるワインの実現を可能とさせる。故ベル・グロスの孫、ジョー・ワグナーが直々に醸造。 一族の始祖を偲ぶ想いに併せ、1880年代からナパに続く伝統一家の名を汚さぬ姿勢が伝わる。

ぺんぺん