アメリカ東部のニューヨーク州AVAフィンガー・レイクス、エレメント キャント・ストップ/ウォント・ストップ2016。というよりも日本語で「やめられないとまらない」という方がしっくりくるワイン名。 アッサンブラージュはカベルネ・フラン、ピノ・ノワール、シラー、ガメイ、メルローとブラウフレンキッシュで、醸造家が比率は美味ければどうでもいいでしょと非公開とのこと。 色味は明るいルビー、香りはラズベリーやキャンディ香、やや青いピーマン香、クローブのスパイス香、バナナ。 飲み口は軽めの口当たり、果実味とタンニン酸味いずれも軽めでバランスしており、「やめられないとまらない」のワイン名が示すように、するするさらさらと頂ける、いつまでも飲み続けられるような軽やかなワイン。 ソムリエ氏はカベフラのニュアンスを多く取り、私はガメイのキャンディ感を多く取ったが、思い返せば青い香りにカベフラ感があった。さすがソムリエ氏。

TKR