ワイン | Cantalupo Anno Primo(2006) | ||||||||||||||||||||
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なんか良いね♪ あのマスター、なんか好きかも笑
末永 誠一
誠一さん 憎まれ口ばかり叩くけど憎めない、不器用ないい方です。 ここ一週間以上お客が来ないと言いながら、お通しのバゲットはこだわりの店で買ってくるパリパリもっちりの美味しいものだったし、鴨や野菜を煮込んだスープ(出汁)を鍋いっぱい仕込んでいました。何でそこまでするの?と聞いたら、だって、もしお客さんが来たら出さなきゃいけないでしょって(涙)
ぺんぺん
Bon Natale! クリスマスイヴの夕方、私の投稿に何度も登場している不人気イタリアンワインバーのマスターの生存確認と来年の予約のため、久々に寄ってみた。 もちろん客はいない。 マスターは世の中不景気で皆外食しないし、いいワインなんか飲まないんだと言ってる。 女は黙ってイタリアワイン((≡ຶ⚲͜≡ຶ))❤︎ 他に客がいたら、予約だけして帰ろうと思ってたのに、誰もいないから、じゃあ一杯飲んで行こうかなと言ったものの、ずっと客がいないから開いてるボトルがない。 そしたら優しいマスター、残してあった最後のクリスマスワインを出してくれた。 これでもかってほど硬いコルクを、4種のソムリエナイフを駆使して、血管が切れないか心配なほどの力を込めて抜栓してくれた。 コルクを嗅いで、これはいいよー、と言った。 使い古した計量カップで測った量をグラスに入れた。 一口飲んだ後、スマホを家に忘れ、しかもいい匂いのする素揚げ鶏肉を持ってた私は、一旦家に帰ってから出直して、ゆっくりグラスを味わった。 あの美味しい里芋、今年はないの?と聞いてみたら、あるよ、と。伊◯丹だといくらだとか、テレビに出たから入手困難になったらしい福井の里芋だが、今年はテイクアウトの注文さえないらしい。 そこで、2人前注文した。 ぬめりのない立派な里芋を10個、手早くむいて、白ワインで洗い、塩と粉をまぶして、20分かけてオリーブオイルで揚げてくれる間、グラスワインも2杯飲んだ。 めちゃくちゃ美味しい❣️ ネッビオーロにありがちな気難しさやバローロの威厳はなく、奥ゆかしい深イイワイン。 2杯目を注ぎ足した頃からより香りは開く。 控えめな艶っぽさが色っぽい❤(◕‿◕✿) 一応新年に5人の予約を入れた。名前は聞かれてない(知られてもいない)。 マスターは予約キャンセルが日常茶飯事だから人間不信なのか、どうせ人が来ない予約なんか要らないと言ってたけど、念のためと念を押し、私が約束破ったことある⁈ そんな卑屈なこと言わないでよ!と無理矢理予約を入れたら、別れ際には、じゃあx x日ね、なんか作るか、とちょっと嬉しそうだった。 メリークリスマス!
ぺんぺん