ヒトミワイナリー h3 田舎式微発泡にごりワイン赤 Ikkaku ふるさと納税で送ってもらった最後の一本。 やや濁りがある紫がかったやや濃いラズベリーレッド。泡自体の量は少ないながら細やかな泡が上がっています。粘性やや強めです。 香りは開いており、イチゴキャンディのような香り。MBAですね。また、ハーブのような香り、というかサイダーのようなニュアンスです。また、フォクシーフレーバー、土っぽさ。また、ビオっぽい香りがします。 アタックはやや軽めで、甘みはソフトです。酸はなめらかで、サラサラとしたタンニンがあり、余韻はやや短めです。 赤の発泡はあまり飲まないのですが、なかなかおもしろワインです。 基本的にMBAの味わいですが、キャンベルスもしっかりと感じます。 作り方は以下に引用したようにかなり凝ってます。 好き嫌いは分かれそうではありますが、自分的にはアリかなと(ただ、白のカリブー、ロゼのパピヨンの方が好みですが…)。 単体で飲むより、食事と合わせたほうがよさそうです。すき焼きとかちょっと甘めのものが合う気がします。 ==== マスカットベリーAの半量をまず除梗破砕し、低温でゆっくりタンニンを抽出させました。残りのもう半量は、香りを生かすためMC法で仕込んだもの、すっきりとした酸味が感じられるよう４日間だけスキンコンタクトをさせたロゼ仕込みのものを使用しています。キャンベルスはベリー香を最大限引き出すため全てMC法で仕込みました。セパージュはベリーA：83％、キャンベル：17％。フレッシュなベリーの香りが印象的なセパージュとなりました。これまでのIKKAKUのスタイルよりも少し華やかで、タンニンも少し優しく感じていただけると思います。夏の暑い時期でも、スルッと喉を通る2017年のIKKAKUのバランスを楽しんでいただけたら幸いです。 ===

しみしみ