ミネラルとピュアな果実味、蜜っぽさもうっすらと その隙間を埋めるように少しの酸味 ・・・と言うとパキッとしたイメージですが、うすい綺麗なピンク色からも感じられる様、柔らかくて清楚な感じ とっつきにくい複雑さはなくシンプルで嫌な味がなく、窓を開けた春の空気の香りに本当に合うと思います 飲みながら知りましたがマルクテンペ氏はつい最近引退されてるようで、気軽にマルクテンペを飲める機会も今後はなくなるでしょう。 このロゼは知人のワイナリーの醸しきれないブドウをワインにした共作らしく、マルクテンペのワインとは呼び難いとは思いますが、酸化防止剤無添加かつビオディナミというマルクテンペらしいワイン その辺りが味にどう影響するのか未熟な僕には分かりませんが、自然的な作りを目指してもこんなに綺麗なワインに仕上がるんだなあという感想です お味としては白ワイン寄りで、やはりアルザスという土地で白ワインをメインに作ることに人生を捧げたマルクテンペのワイン人生の晩年らしいロゼワインだなあと思いました。 もっと早く生まれていればもっとたくさんマルクテンペのワインを飲めたかもしれませんね

Pooooh