2016 ポール・ガローデ ムルソー ヴィエイユ・ヴィーニュ ブルゴーニュ/フランス 元旦に開けた3本のシャルドネ・その3 凄まじいオーストラリアと素晴らしい南アフリカのシャルドネを開けた後、比較用にこちらの樹齢80年以上の古樹からつくられる秀逸なムルソーを抜栓しました。 第一印象は、典型的なムルソー(笑) 外観は透明度が高く輝きの強い淡いゴールドイエロー。 香りは、未熟なグレープフルーツ、花梨、白檀のようなインセンス、白桃、青リンゴ、蜂蜜、ホワイトペッパー、アニスシード、ローストアーモンド、そしてヴァニラ。 複雑すぎて全部書き出せませんが、全体にまとまりがあり、ムルソーらしい、ヴィエイユ・ヴィーニュらしい香りがします！ 口に含むと、豊かなボリューム感がありますが、滑らかで柔らかな口当たり。 フレッシュで、勢いのあるピチピチした酸と、少し苦みを含んだ硬質なミネラル感、果実由来の濃厚な旨みが気持ちよくバランスしています。 余韻は、緑の柑橘のような酸が引っ張る感じで長く続きますが、最後の最後に、香木のような木質系の、ちょっとスパイシーなニュアンスが残るのが何ともユニークです。 この感じは、ヴィエイユ・ヴィーニュならではのもののような気がします。 とてもパワフルでストラクチャーのあるワインですね♪ 2016とまだ若く、熟成感はまったくありません(笑) 10年とか20年経ってからいただきたい、長熟タイプのワインだと思いますが、今いただいても非常に美味しい状態です。 村名ムルソーのワインですが、クオリティはかなり高く、実力的には1級レベルの味わいに近いワインだと思います。 ただ、先にいただいたオーストラリアと南アフリカのワインに比べると、ワインのクオリティにおいて、オーストラリアには完敗、南アフリカにも若干遅れを取っている印象です。 もっとも、このワイン自体の質の高さについては、まったく疑う余地はなく、比較の相手が悪かった、というべきなのでしょう。 結局、最初に飲みきったワインはこのムルソーでしたし(爆) 美味しいシャルドネの規範的ワインとして、やはりブルゴーニュが基準に相応しい、という思いを、改めて強くした次第です(｀_´)ゞ

iri2618 STOP WARS

3本飲み比べ、どれもとっても美味しそうで すごく興味深かったです(^^)♡ 結局、バランスをみると、一番飲み心地が 良いのはブルゴーニュなのでしょうか？ 世界のシャルドネ飲み比べ…してみたいです✨

ほろ苦ココア

遅くなりましたが、 明けましておめでとうございます。 大変ご無沙汰しております。 本年もよろしくお願いいたします☺

たけおちゃん

元旦から三本開けての飲み比べ、なんとも贅沢ですね！ 沢山飲める元気も羨ましい！あやかりたいです(笑)

糖質制限の男

ほろ苦ココアさん 3本全てがとても高水準で比較のし甲斐がありました♪ 基準となるのは、やはりブルゴーニュかな？ と思いましたので、オーストラリア→ブルゴーニュ→南アフリカ→ブルゴーニュ…のような具合で参照飲みすることになり、他の2本に比べて倍近いスピードでなくなってしまいました(苦笑)

iri2618 STOP WARS

たけおちゃんさん こちらこそ、ご無沙汰しております。近々またご一緒できれば、と考えていることがありますので、どうぞよろしくお願いいたします！

iri2618 STOP WARS

糖質制限の男さん 3本いっぺんに開けましたが、なくなるまで4日がかりです(笑) 時間による変化も楽しめますので、3〜4本を1度に開ける比較飲み、かなりオススメですよ！

iri2618 STOP WARS

リヒテル好きです。 硬質な音色はミネラル豊富なワインに合いそうですね。 リヒテルは好きですが、モーツァルト（もちろん決して悪くはないです）とはちょっとひねった感じですね^_^。 久々に聴きたくなりました。 いい造り手のムルソーも、また飲みたくなりました。

Nora

Noraさん このワインをいただいていたら、なんとなくモーツァルトを聴きたくなりました(笑) 本当はルーロのムルソーにピッタリな気もしましたが、こちらのワインとの取り合わせも良かったです。どうやら、ヴィエイユ・ヴィーニュという言葉を聴くとリヒテルに手が伸びるみたいです(苦笑) とても軽やか、且つ深みのある味わいと音色で、良く馴染みますよ(๑˃̵ᴗ˂̵)

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